FF]
□成果
1ページ/3ページ
「葎は確か白と修行してたんだよね?」
『うん…あれ?なんで知ってんの!?』
ミヘン街道を歩きながら会話をしているユウナ御一行。
葎とユウナが会話していると葎は疑問が浮かんだ。
「白と自己紹介したんだー」
そう言ってユウナは無邪気な笑顔を浮かべた。白は白でユウナが抱っこしているために足をフラフラさせていた。
『白…なんて手が早い奴!』
「誤解を招くようなこと言わないでよ」
そんな会話を楽しんでいると突然、ミヘンファングとラルドが現れた。
『ふっ、ここで俺の力を見せてやろうではないか!』
そう言って葎とユウナとティーダがそれぞれの武器を構えた。
まずティーダがラルドに向かって剣を振りかざしたが、ラルドは硬いが為に剣は跳ね返った。
「かって〜!」
『ラルドは硬い魔物だ。だったら、キマリかアーロンと交代すべきだ』
「あ、あぁ!」
葎の言葉にティーダは頷く。
そしてミヘンファングが葎に向かって攻撃してきた。
『ぎゃぁぁ!』
「葎ー!?」
偉そうに教えていた葎もミヘンファングの攻撃により呆気なく睡眠も喰らった。
『ごめんなさいぃ!白さまぁぁ!』
ユウ「(どんな夢を見てるんだろう。)エスナ!」
ユウナは葎の夢が気になりつつも葎を目覚めさせた。
『あの犬め…』
ブワッと何か葎の周りにどす黒いオーラがフワフワと出た。
「ちょ!葎!?恐いッスよ!?」
『悔い改めよ!』
葎の双剣によりミヘンファングは呆気なく幻光虫となって消えた。
その時の葎の表情はまるで悪戯を楽しむ悪魔のようだった(ティーダ談)
その後ティーダとアーロンが交代してラルドを仕留めることができた。
そして再び歩いているとおじいさんが立っていた。
『あ…』
おじいさんの名前はどうやらメイ・チェンというらしい。
その後葎はそれは長い長い話を聞かされた。