小説

□廃人
1ページ/1ページ

LV1の産まれたばかりのポケモン。性格不一致、低個体値。何も考えず逃がしてる。もうそれが当たり前になってる。最初は罪悪感があった。最初に孵化し始めたのは大好きなイーブイ。逃がすことなんか出来なくてボックスいっぱいイーブイで埋まった。でもボックスにも容量がある。仕方なくて泣く泣くイーブイを逃がした。本当に…最初は…辛かった。でも気が付いたら大好きなイーブイなのに、心も痛まなくなって大量に逃がして、大量にタマゴを産ませて、それの繰り返し。やっと目当ての個体値のイーブイが産まれて凄く嬉しかった。逃がしたイーブイのことなんて考えもしなくて。


自分の孵化数と、ボックスの中にいる孵化から育てたポケモンの数…。凄く違う。1万匹孵化して、その中で残ったポケモン20匹もいないかった。



ポケモン好きなのに、選別して平等に見なくて産ませて逃がして純粋に遊べなくなって本当にこれで良いの?って思うけど……もう止めること出来なくなってた。だってこれ書いてる今もズイタウン走ってる。


2009/6/16

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ