刻ヲ超エテ

□Prologue
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ガタコン

ガタコン…


それから
窓の外からは光が漏れ、座席を照らした。



ガチャ



「エクソシスト様、着きました…あれ?」


ファインダーがアレン達がいた座席を開けると



「誰も…いない?」



人が一人としていなかった。











彼らは消えた…


彼らの最後を見た者は

誰一人として




いない…





彼らが最後に座っていた座席は

温かみだけを残して


忽然と消えてしまったのだ








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