HIKAGE SERIES
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と、決意して次の日…
学校中…凄いことになってた
なんせ、私と彼が別れたことが1日で広まったのだから…
生徒達にはとてつもないビッグニュースだったらしい…
そして、もうひとつ生徒逹を混乱させたのは彼の異変だ。
生徒の目を気にせず、ホワイトにベッタリな魔法薬学の教授がいるのだから。
あげくのはてにはベッタリ過ぎて、マクゴナガルに怒られてるところを目撃してしまった。
あんな彼…
見てられない…
「どうするのよ!!」
あの気持ち悪い彼を見慣れてきたある日の談話室……
マリアが怒鳴ってきた…
『どうって何が?』
本を読みながら怒鳴ってきた相手に問えば
「先生をあのまんまにしとくの?」
『慣れてきたでしょ』
「そういう問題じゃないでしょ!!」
『……』
そう言われても無理だ…
何もできない無力な自分が悔やまれる
「ねぇ…解毒薬作りましょうよ」
そばにいたハーマイオニーも会話に入ってきた。
「そうだよ!!私たち手伝うって言ったじゃない!!」
『……作るなら……一人でやれる…答えはあるから』
その言葉にしぶしぶ納得したようだったけど…
でも、答えはあっても…
解毒薬を作るのに最低1ヶ月かかることをこの二人は知らない…
助ける自信……無くなって来ちゃった
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