HIKAGE SERIES

□W
2ページ/6ページ




と、決意して次の日…
学校中…凄いことになってた




なんせ、私と彼が別れたことが1日で広まったのだから…



生徒達にはとてつもないビッグニュースだったらしい…


そして、もうひとつ生徒逹を混乱させたのは彼の異変だ。





生徒の目を気にせず、ホワイトにベッタリな魔法薬学の教授がいるのだから。



あげくのはてにはベッタリ過ぎて、マクゴナガルに怒られてるところを目撃してしまった。



あんな彼…
見てられない…




















「どうするのよ!!」



あの気持ち悪い彼を見慣れてきたある日の談話室……
マリアが怒鳴ってきた…


『どうって何が?』



本を読みながら怒鳴ってきた相手に問えば



「先生をあのまんまにしとくの?」



『慣れてきたでしょ』



「そういう問題じゃないでしょ!!」



『……』



そう言われても無理だ…
何もできない無力な自分が悔やまれる



「ねぇ…解毒薬作りましょうよ」


そばにいたハーマイオニーも会話に入ってきた。


「そうだよ!!私たち手伝うって言ったじゃない!!」



『……作るなら……一人でやれる…答えはあるから』


その言葉にしぶしぶ納得したようだったけど…


でも、答えはあっても…
解毒薬を作るのに最低1ヶ月かかることをこの二人は知らない…





助ける自信……無くなって来ちゃった






次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ