HIKAGE SERIES
□V
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『タイミング悪すぎ』
中途半端な位置で固まる私達二人と、入り口で苦笑いしてるマリア…
「……話はそのあとでもいいから、どうぞ」
『馬鹿そんなこと』
「そうするか」
『ちょ、ばっ…んん』
親友が見てる前で熱いキスしてくるやつあるか…
なかなか放してくれないので、腹にグーパンチをいれた…
「うっ」
『いつまですんのよ、馬鹿!!』
「仲直り出来たんだ」
苦笑いしたままのマリアの一言は無視しといて、
『で、何よ……』
「ああ、忘れてた!!あんたのベットがズタズタにされてるの!!」
『……ズタズタ……』
急いで私は寮の自分のベットを目指した
「待ってよ!!アリス!!」
「……あ、い、つ」
腹を抱えて縮こまるスネイプは置いてきぼりだった。
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