HIKAGE SERIES

□U
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数日後…
父に出した手紙の返事が返ってきて、私は、彼に反対されている薬の調合を必要の部屋で隠れて始めた……



……一度作ってみたかった薬に
魔法薬学教師である彼氏は大反対……
危険なのが分かってるからだろう……


でも、作りたいのだからしょうがない。
父に梟を飛ばせば迷いなく材料を送ってくれた。



それから数日…
必要の部屋に隠る生活をしていたら……



ある日の薬学の授業終り……



「ミス・ファーシム…残りたまえ」



回りの冷やかしの目が痛い。



「先いってるよぉ」



マリアとハーマイオニーは二人仲良く出ていった

私だってこのあとは授業が無いから必要の部屋に隠りたいのに……



「最近研究室に来ないな」



『ん、そう?』



「それに例の場所にも居なかったな」



『そんなに私にかまってほしかったの?』



「そ、そういうわけではない」



『用があるので失礼しますよ』



「待て」


腕を捕まれ……



「なにか隠してはいないかね?」



『いえ全く』



「では、何故…微かに薬品の香りがするのだ?」



『それは今日のじっし…あ』



「本日は実習など行なっていないが…」



『失礼します!!』




私は、彼の手から逃れ、ダッシュで必要の部屋へ向かった。



その途中、ハリー達とすれ違った…



「アリス!?」



『ゴメン急いでるんだ…良かったら後ろからくるやつを止めてくれると助かる』



ハリーが何か言ってたけど…無視することにし……一秒でも早く必要の部屋を目指した。



「ポッター!!そこをどけ!!」




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