HIKAGE SERIES
□Ⅶ
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5月になった途端、
マリアのスネイプ通いの時間がまし…
アリスの心の心境も変わりつつある日…
談話室で…
ロンは、
「ﾊｰﾏｲｵﾆｰは？」
ハリーは、
「姫は？」
２人は同時に暖炉の前で本を読むアリスに聞いた…
『ﾊｰﾏｲｵﾆｰは図書室、マリアは地下』
「勉強か…」
「…スネイプじゃ、勝てない…な」
「「はぁー…」」
アリスは横目で２人を見てから、『(コイツら馬鹿…)』と、思った。
「…アリスは勉強しないのか？」
ロンが聞いた。
『別に猛勉強しなくても良は取れるでしょ…』
「アリスが…」
少し小馬鹿にして言ったロンに対し、アリスが睨み、
『何？取れないとでも言いたい？』
「だって…なぁ～」
ロンはハリーを見た…
ハリーはロンに同意するように頷いた。
アリスは２人を睨みながら、『勝負する？』と呟いた。
「いいよ！なっ、ハリー！」
「うん！」
「『(勝った！)』」
三人は同じことを思った…
「なにかける？」
「…なにが良いかな」
『負けたら、告白は？』
「…はっ？」
『三人それぞれが思ってる人に…』
「…僕賛成！」
「僕も！」
「(どうせビリはアリスだ…)」
『じゃあ、決まりで…(ロンの告白…)』
その後…三人は思い思いに勉強を始めた。
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