SIYTHERIN
□白と黒
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『白い雪…』
私は中庭で一面の雪景色を眺めていた…
「…またここにいたんですか?」
『あっ…レギュラス。』
「今度は何を考えてたんです?」
『…私達は白が似合わないと思ってね』
「白が似合わない?何故…」
『フフッ…私達は闇の印を持つもの…闇は黒だと思わない?』
「…確かに」
『雪が似合う人物になりたかった…』
私は遠くを見た。そしたら、いつの間にかレギュラスに手を握られ…
「先輩は十分、白が似合うと思いますよ」
『…何を根拠に』
「だって…」
僕にとってあなたは光だから…
「光は白…」
私はレギュラスの頬にキスをした。
→おまけ。