SIYTHERIN
□新年企画…拍手集
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《ルシウス編》
雪が深々と降る…１月のある日…
『はぁー、寒い…』
外で、ある人を待っていた。
「待たせたかな？」
『…いえ…ひゃっ』
私を待たせていたルシウスさんは、私の頬に触れた。
「冷たい…随分待ったんだね」
『いや…』
「さぁ、暖かい場所へいこう…」
『…今日はどちらへ？』
「我が屋敷へ…」
『えっ…奥様は？』
「出掛けた…だから、平気だ…」
『…ですが』
私が不安そうな顔をすると…
ルシウスさんは…耳元で…
「私を信じなさい…」
─ 今日は帰さない… ─
『…えー、またやるんですか？』
「***とやる方が楽しいからね」
『「人生ゲーム!!」』