□第四十二話
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彼の言いたいことは分かる。


そうやって背中を押してくれるのも嬉しい。



その声に応えたい。





けれど、皆の本当の気持ちが気にかかり


それが前へと踏み出す障害となる。





もうどうやっても知りようがないと


分かってはいても…










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