青空
□キャベツ
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廊下を歩いているとラムセ先生に出会った。
「アレ、ラムセ先生。」
「ああ、君かい。アシュレイはどうだった?僕の方が美しいと思うけど。」
「それは分かりませんけど、教え方も解りやすいしいい先生だと思います。」
「そうなのかい?あ、アーマス!ちょっとおいでよ!」
ラムセ先生をキャベツみたいだなぁ、と思っていると紫キャベツ、いや、正式名称レッドキャベツが現れた。
「何だラムセ兄さん。…あ、転校生?」
「正解さ、アーマス。サラ、コイツはアーマス。フルネーム、イル=アーマス。僕の弟さ。」
「よろしくね、イル君。」
「アーマスで良い。」
アーマス君は聞くとDT2先生のクラスらしい。DT2…?
「DTOの弟だよ。DTOに習ってDT2って名乗ってる。馬鹿だから気をつけとけ。因みに本名翼。女の子とかぶって嫌がってた。」
「へ、へぇ…。」
DTO先生弟居たんだ…。DT2先生、か。覚えとこ。
「じゃあ私学食だから…。じゃあね。」
「ああ。ホラ行くぞ、ラムセ兄さん。」
「じゃあね、サラ。」
Wキャベツが去って私は学食へ走った。
ですが首根っこ掴まれて誰かに止められました。
「コラ、サラ。廊下走んなうへー。」
「DTO先生…。」
苦しい、と目で訴えるとああ悪い、と言って放してくれた。
「学食ころ?俺様も弁当忘れたうへ。ゆっくり一緒に行こうぜ、サラ。」
「ハイ、すみませんでした。」
「いや、早く行かねぇと、って焦ってたうへ?結構此処は昼休み長ぇんだなコレが。焦んなくて良いうへよ。まあ、仕方ねぇころ。」
「ありがとうございます。」
私はゆっくりとDTO先生と学食へ向かう事にした。
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でてお贔屓。ラムセ&アーマスのキャベツコンビも頑張ったけど私の趣味ででておへ。でてお好きよ。
11.04.17