短編小説

□1000HIT記念小説 「永遠の絆」
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食後.......なのはは自室に戻ろうと席を立つ

そこに、


ユウキ「あ!なのは!ちょっと待って!」


ユウキがなのはを呼び止める


なのは「ユウキ君?どうしたの?」


なのははユウキに問う


ユウキ「あ、いや.....その......;」


どうも歯切れが悪いユウキ

なのははわけがわからず首を傾げる


なのは「? ユウキ君?」


そして覚悟を決めたかのようにユウキは口を開いた


ユウキ「.....なのは...後で話がある.....とても、大事な......だから10時くらいに屋上に来てくれ」

なのは「・・・・・・・」


なのはは、背を向け自室へと戻っていくユウキの背を見えなくなるまでずっと見つめていた







自室へと戻ったなのはは先程ユウキに言われた約束が気になっていた


なのは「(.......話って.....何だろう......?)」


なのはは悩む、長い時間悩む......そして、ただ一つ、不吉なことを思い描いてしまった


なのは「......別れ話だったら.....どうしよう...」


なのはは途端に怖くなった

ずっと想いを寄せていたユウキに告白され、現在は今まで以上に幸せを感じていたなのは

そのユウキから別れを告げられたら.......と、


なのは「(嫌だ!そんなの絶対に嫌!..でも...もし......そんなこと言われたら....私.....)」


なのはの目に涙が浮かぶ

だがなのはは絶対にそんなことはない!とベットに倒れ込む


なのは「.....そんなこと......ない.....よね?.......ユウキ君....」



そしてなのはは少しずつ眠りへと意識がおちていく












―は!

誰かが私の名前を呼ぶ

―のは!

......誰?


なのははゆっくりと起き上がる


なのは「......フェイトちゃん?」


なのはは目を擦り、10年来の親友を見つける


フェイト「もぅ!やっと起きた......時間はいいの?」


なのは「え?時間?」

なのはは時計を見る

現在、11時49分....

何が大丈夫なのか?となのはは疑問に思う

そしてフェイトは恐らく忘れているだろう親友に答えた


フェイト「....ハァ;.....呼ばれてたんじゃなかったの?ユウキに.....」


“ユウキに”その言葉になのはの頭は一気に覚醒した


なのは「あああああああ!!!ゴ、ゴメンねフェイトちゃん!ちょっと行ってくる」



なのはは慌てて部屋を出ていった


 
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