short story
□絶賛初恋中
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絶賛初恋中
「ユーウー!!大好きぐふぉあ!」
「黙れよ。気色悪い・・・。」
うっぅっ・・・冗談なのにさ。連れないさ・・。
「なぁ・・・ユウ、ずっと気になってる事があるんさぁ・・。」
「何回も、言うがこの髪は地毛だ!」
「うんっ♪知ってる。てか、その事、一回も聞いた事ないさぁ。」
ラビは、苦笑すると。チラリと、後ろを振り返る。
「なぁ・・・ユウ気付いてないいんさ?」
「・・・いい、みなまで言うな・・・アレで気付いてないと、思っているのは、アノ、白髪モヤシ野郎だけだ・・・。」
はぁー。と、神田は、溜息をつく。
「どうして、アレンは、犯罪行為を、してまで・・・。」
チラリと、神田の方を見る。
「何だよ、その目は・・・。」
「いやぁ・・・ユウもアレンの事好きだとは、思ってなかったんさぁ。だって、ユウって、絶対ロリコぐふぁあぁ・・。」
神田の、正拳が、ラビの腹にクリティカルヒットする。
「誰が、何時ロリコンだって!?ざけんな!!」
「だったらさぁ、アレンがあんなことしてんだから、告ってやりゃぁいいじゃん〜〜?」
そう、その犯罪擦れ擦れの、行為とはぞくに言う、ストーカーである。(いや、もう犯罪だから)
「・・・嫌だ。お、俺の、プライドが・・・。」
急に頭を抱え込み、悶える神田・・・。
「ユウ・・・馬鹿さぁ・・・恋には、プライドを捨てるべきさぁ・・。」
「何時でもかつでも、発情期兎に、言われたかねぇ・・。」
「うっわぁ・・・ヒッドぉ・・・。げっ・・・」
「どうした、発情期?」
「えっ!?いや・・・何時から俺そんなあだ名なん?俺、Mじゃないから、そんな事言っても嬉しくないさ。って!こんな、話じゃなくて!!」
「じゃぁ・・・何だ?」
「プリティーリナリー様が、すっごい、目つきで睨んでるさぁ・・・。」
「げっ・・・。」
二人は、目の前の、女王様には、敵わなかった・・・。