霧の先にある希望の虹


□決戦の舞台へ
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「あれー君たちまた来たんだ、よっぽど暇なんだね」
「暇じゃない。あんたにサク時間が無駄なんだから」
流しながらも毒舌で答える。
「さてウチの国の法に裁かれたいか、貴方の国の法で裁かれたいか選びなさい」
くすりと笑った。
「だからさ、僕はただ入れただけで何もしてないし、君たちの国の法で裁かれる必要もないよね?」
「生憎、私たちの国の法や私が降す神の法は甘くは無いわよ。
どちらしせよ平等なだけ犯して罪にふさわしい程の罪を背負わせられるがな」
だが違うのは『罪の意識の有無』だ。
「警察がよく子供みたいな言い訳をするな。ま、お前はただ『本物の銃が持てるから警察になった』とか、くだらない理由で警察になったんだろう」
深雪たちはこちらに来てしったのは警察は八割以上が質が悪い奴らだということだ。特にリアがいう通りただ本物の銃を持てるからという理由が一番迷惑だ。
「そんなのあたり前じゃん。結構多いよ、そういうヤツ。
ま、面白そうだと思って警察入ったけど、正直大失敗。周り馬鹿ばっかでさぁ」
「くだらない嫌なら警察やめたらいいだろ?さっきから聞いていたら、あんた何様のつもりなわけ。失敗しない人生があると思うな、人生を間違えてしまうと思うのは、誰もが少なからず思っていることだ」

正論をのべる。
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