霧の先にある希望の虹


□大切な存在
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シャドウや時折現れる違法Ρを倒しながら難とか六階まで来た。
「灯、“真空切”
バクフーンの灯の真空切が決まり、カポエラーが倒れた。

「ポケモンが結構いるね」
捕獲したカポエラーを送って言った。
「ああ、まあレベルが低いから大した事ないがな」
灯をボールに戻していった。
シャドウは蹴を入れるか愛刀の灯炎で斬り、ポケモンはククや灯で狩りまくる。
「次の階に行きましょう」
体力と気力がある内に少しでも先に進んでおきたいため少し無理をして進んでいる。

「雑魚は引っ込みな」
「遅い‥
「何か、リアさんと深雪さん‥‥苛立ちや不満をシャドウにぶつけてるような‥‥」
実際八つ当たりなのだが。
欠病症からくる苛々、ストレスを発散させている。
完全戦闘形の深雪とスピードアタッカーのリア。戦闘なれもあるのか鮮やかにシャドウを蹴散らしていく。
「あっこの中に強いシャドウがいるよ」
勇希が扉を開けた。
中には金色の天秤―全能のバランサー。バランサー類では一番強い種類だ。

「洒落臭い。ファイヤーサラマンダー“ラグナログ”」
深雪の炎の最強魔法を食らったが反撃をしてきたた。
コンセレントで攻撃力をあげて、リアにジオダインを放った。

「きゃああリー」
「ダウンした
「リーは雷嫌いなんだよ。昔から、動けなくなるくらい」
どうりでスピードアタッカーのはずなのにおとなしかったわけだ。

「深雪さんは、リアさんを。陽介と千枝サポートを頼む」
「おう」
「オーケー」

深雪のラグナログが効いていたのか少し苦戦はしたが、全能のバランサーを倒した。
「リー、大丈夫か?」
「‥‥っ」
「今日はここまでか‥‥」
皆の体力はまだあるが、これ以上無理をするわけにいかないため今日は打ち切りになった。
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