霧の先にある希望の虹


□氷の貴公子と探偵王子
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?視点

珍しい人
それが第一印象だった。

緑色の髪、多分染めてるのではなく素の色だろう。
最近は染めても艶や天然に見える商品もあるらしいけど、彼のは漠然と素の色だと思った。

探偵という職業からか無意識に観察してしまった。

肩からかけていた黒いカバンに犬らしきキャラクターが【R】というアルファベットを持っているキーホルダーだ。

Rつまり名前の頭文字が、ら行の名前を持つのだろう。
だが、最近は関係なく付けてる人だっている。もしかしたら、好きな人の頭文字かもしれない。
「リーフ」
ぽっつりと彼が言った。
リーフ。それが、恋人の名前だろうか?。

あっ目の色って藍色だったんだ。

肌は白い半袖のコートを着ているのにもかかわらず、白いと分かる。
背は‥‥僕も高めのブーツを履いているが、彼はかなり高い昔流行ったちょう厚底ブーツ程ではないが高い。
手にはユニ〇ロの袋を下げている。大きさから結構買ったのだろう。
「54‥「手をあげろ」」
「おとなしく言うことをきけ
「きゃああ
突然覆面をかぶった男達が言った。
「静かにしろ!」
「強盗っ
銀行強盗。
相手は五人。たぶん裏で買ったか、モデルガンか、マシンガンや銃を持っている。

「携帯もってる奴はこの袋にいれろ変なまねしたら殺すぞ

かなり綿密に作戦をねっているようだ。



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