霧の先にある希望の虹


□ペルソナ様とフィレモン
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「近いよ」
「足早いな、ったく」
シャドウとの戦いを極力避けながら二人をおう。
「あっねぇまた落ちてたよ」
雪子が見つけた折り鶴を皆に見せた。

「「ありえない(から)」」
突然悲鳴が聞こえた。
「近いっスよ」
その方に向かった。
「まずいよ、二人『刈りとる者』と戦って‥‥ええ
「どうしたの。りせちゃん」
「刈りとる者と戦ってる」
「なんだって
稀に現れるシャドウ最強ともいえる敵。

「えっ?刈りとるものの気配が消えた‥‥」
『えぇ
まさか、あの厄介なシャドウ別名『死神』のシャドウ―刈りとる者を一般人が消せるはずはない。
つまりはペルソナ使い。

「とにかく、この近くの部屋だよ」


◆◆◆



「驚いた‥‥あんなの見たことないよ」
「あれは確かシャドウの『刈りとる者』だ。おい、ぺぺ大丈夫か?」
灯炎を鞘に納めて、ぺぺの傷を見た。襲いかかってきた刈りとる者に傷つけられたのだ。
「深雪の知ってる国?」
「たぶん、だがそしたらここは私が知ってる国とは違う。また別の国か?」
「そうか‥‥シュバ大丈夫?」
シュヴァルツに薬を塗りながら言った。
「い。とりあえずリー、銃は出すな。あんたらも何時まで盗み聞きしてるつもり?」
『えっ?』
深雪がぺぺをボールに戻していった。
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