レジェンド・ウィング 完
□八章 荒れ地に咲く名の無い花
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深雪は届いていたメールを開いた。
差出人に十二月三十一日 結芽依と書かれている。
クリックして開いたら、パスワードを入れてくださいとでた。
「‥‥‥‥んっ」
カチカチカチカチとキーを叩いた。
開いた。
「liberty…」
自由という意味がある言葉だ。
「えっと、ビク、‥‥ティ‥。ビクティニ」
ビクティニ
勝利ポケモン
無限のエネルギーを作り出し、仲間にそれを分け与える。
ビクティニを持つトレーナーは必ず勝てると言われている。
一通り目を通したら、データをゴミ箱に入れて、ゴミ箱から消した。
「絶対にイヤ」
真美が言った。
「私は深雪の右腕だぞ」
とクク
「私、深雪ともっといたい」
シャフィンがいう。
「私は深雪を助ける為にきたんですよ!」
フレイムが普段の優雅さはどこにいったのかキィとさけんで言った。
「深雪、俺を旅に連れていってくれると言った!」
と皆と同じく擬人化(できたらしい)したゾロアークことファントム。
理由は簡素で、ファントムをゲット時、同時にビクティニもゲットした為に深雪の手持ちパーティが七匹になってしまい。一匹は控えにしないといけなくなった。
深雪もどうしようかと考えていたら、ケンカのような言い争いが始まったのだ。
等の本人は擬人化してリアになついていたが、シルビーたちにより引き剥がされ、今はフォフォを膝にのせて頭を撫でながらどうするか考えていた。
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