霧の先にある希望の虹


□ペルソナ様とフィレモン
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りせの協力もあり、クマのシャドウを沈めクマもペルソナ使いとして覚醒した。
皆クマのシャドウ戦でかなり疲労してしまい、スタジオに戻っていた時だった。
「あれ、これって『折り鶴』?」
「え、どうゆう事?」
「誰かが『テレビ』に落されたって事
そこにはあるはずが無い折り鶴が落ちていた。
「『マヨナカテレビ』にりせちゃんしか映ってないはずっすよ
「おい、どうゆう事だよ
陽介言った。
「調べてみるね。『ペルソナ』
りせのペルソナが現れた。
戦闘用ではなくサポート専用のペルソナだ。
「いた。二人、それに紫色の烏とペリカン?」
「烏とペリカンってなんだよ
「鳥だろ」
「相棒、そういう問題じゃないだろ?」
ずれた答えを出した勇希に陽介が突っ込んだ。



◇◇◇




「何で霧払いが効果かないのよ
「変だね。どこかに大きな温泉があるのかな?」
「ああ、リー‥いやリアリー‥どうしてそんな発想ができる?」
長い紅髪をかいてため息をついた。
ペリッパーのぺぺが主人の頭に乗ったら、紫のドンカラスのシュヴァルツも主人の腕に止まった。
「ここにいても仕方無いから進むか?
少なくとも場所や時代が解らないと帰れないわよ」
「そうだね、深雪」
白い帽子を直して深雪の隣に並んだ。
二人分の足音に二羽の羽ば音がする。
「へたすると野宿だな」
「寝袋ないよ」
「ククに抱きついて寝るか」
「じゃ僕はもふもふからいってシューかな?」
「「(野宿前提なの)」」
ぺぺとシュヴァルツは同じ事を思っていた。
「あら、別れ道」
「どっち行く?」
「‥‥左だな。あっこれを落としておくか」
和柄の折り鶴を落した。
「目印だね」
「いこうか」
ガンっ
「ユキ、大丈夫か?」
「あう〜っ」
壁に激突した深雪をに聞いた。




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