レジェンド・ウィング 完


□四章 集落の魔女
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嗚呼‥

また陽が登った。
また夜まで『ここ』から出られない。


朝は嫌い

『ここ』に来た子供たちに合うと私に石を投げるから


朝は嫌い

何か分からない恐怖が私を襲うから



夜は好き

森のみんなが側にいてくれるから


夜は好き

月の光が柔らかいから


朝は嫌い

だるくて動けない日があるから





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