小説部屋((乾海))
□やさしいキスをして
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あなたの一日が終わる時に そばにいるなね
『先輩…。どうしたんですか?こんな時間に…?』
何も言わないで やさしいキスをして
『……((チュッ))……』
そっと髪を撫でて 肩を抱いて そばにいるね
あなたが眠るまで やさしいキスをして
『…先輩……??』
電話してくれたら 走って行くから すぐに行くから
『…先輩……?どうしたんですか…?急に…?』
なにもかも放り出して 息を切らし 指を冷やし すぐに会いに行くから
『…俺もだから……』