†poemU†

□Living
1ページ/1ページ


『もういいや』って

気を抜いた途端に

気持ちがすごくすっとして


汚い自分がまるで

洗われたような


そんな感覚になったんだ




こんなにも違うものかと


これまでにどれだけ

焦ってきたのかが

目に見えていて


そんな自分をまた少し

嫌いになった




これはすべて

綺麗事でしかなくて

ただの自己満足なのだけれど


それさえも今の私には

必要不可欠なモノで


あったからこそ

今の私が存在出来てるんだ




頭の中のビジョンに

映しだされる

幼き私は


ただ自分を

必要として欲しくて

愛して欲しくて


だけどそれが出来ずに

背伸びをして

少しでも追いつこうと


必死になってしがみついてた




そんな矛盾だらけの

気持ちを抱えたまま

時は過ぎていく


一時の幸せを残して




神様は残酷だね

初めてそう思ったよ





だけど意味のないことは

起こらないって


乗り越えられると

思った人にだけ

試練を与えるのだと




私はその言葉を信じて

生きていくよ


精一杯生きていくよ




いつか夢に見た自分に

今はまだほど遠いけど

少しずつ少しずつ

確かな1歩を踏み出して




少しくらい夢見ても

いいよね?


いつか諦めなくてよかったと

思える日を願って

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ