縁ャ説
□放課後の淫事
1ページ/10ページ
いつからだ…
あの男から目が離せなくなった。
いつも気怠げにしていて授業中でも平気で煙草を吸うだらしない教師…
坂田銀八…
俺はあの野郎に恋をしたようだ…
銀魂学園3年Z組の生徒、土方十四郎は今日もあの死んだ魚の目をした教師をじっと見ていた。
あのフワフワの銀髪天パ… 色白の肌… 薄いピンク色の唇…
何もかもを独り占めにしたいという感情が日に日に増していく。
ヤル気ゼロで悪い大人の見本抜群の先生だが…銀八のファンは何故か多い。
…早くどうにかして俺のモンにしねぇと他の奴に先こされちまう…
土方は決意した。
放課後…
銀八は職員室で面倒くせぇ〜と愚痴りながらテストの問題を作成していた。
明日までに仕上げないといけないので急ピッチでパソコンを打つ。
「ふぁあああ… できたー」
ようやくできた頃には辺りは薄暗くなっていた。
他の先生も帰っており今職員室は銀八一人しかいない。
試験間近かなのでいつもは部活動で賑わっている校庭もシン…と静まり返っている。
「…さっさと帰ろう…」
いやさ…薄暗くてシーンとしてる学校って不気味じゃね!?
…決して怖いとかじゃないからね!!
銀八は鞄の中にノートや筆記用具を急いでつめ、職員室を出ようとした。
ポン…
…………!!!!
→