シャーマンキング

□湿気
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いつも肌身離さず持ち歩いている馬孫刀をホロホロに向ける。



「ちょ、物騒なもんだすなよ!」


「うるさい黙れ。頭と胴体を切り離すぞ」


「マジでやめてください・・・;」


「ふん、最初から静かにしておれば良いのだ」


今の俺はこの湿気のせいでイライラがどんどん高まっていく。


といあえずこのジメジメした感じをどうにかしたい。






・・・シャワーでも浴びるか


とりあえずスッキリしようという考えに辿りついた俺は、風呂場に行くことにした。




「あれ、蓮どこ行くんだ?」



ドアに手をかけようとした瞬間にホロホロが問いかけてきた。



「・・・風呂だ」


「じゃ!俺も一緒にはい・・」


「貴様は入ってくるな」




いうと思った。


なんとなく予想がついていたのだ。


コイツのことだから、一緒に入ろうなどといい出すだろうと。



断られるとわかっているくせに、コイツは毎回いってくる。

諦めが悪いのか、学習力がないのか。
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