シャーマンキング

□修行の合間
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「ぐああああ〜!!つっかれたぁっ!」

「うるさいぞ貴様!そのような無駄口をいう力が残っているのならば修行をしろ!修行を!」



疲労の声を出した者の名はホロホロ。

空色のきれいな髪が特徴の少年だ。





そして、ホロホロに修行をしろといっている少年の名は道蓮。


頭にトンガリがあり、そのトンガリは、感情で伸び縮みするというなんとも変わったトンガリだ。








「んなこと言ったって、ぶっ続けで二時間も休憩なしでやることねえだろーがよ」


ホロホロは口を尖らせ不満を言う。




「男のくせに根情のない奴だ」

蓮は呆れた様子でホロホロを見る。









先程から変わらないやりとり。

ホロホロはかれこれずっと蓮に休憩をくれといっていた。



しかし、真面目でキッチリしている蓮がそれを認めるはずもなく、休憩はおあずけ状態になっていたのだ。






「ちぇっ、いーよなーチョコラブはさ。修行をやらずにすんでよ」


シャーマンファイトは三人一組のチーム戦。


ホロホロと蓮は同じチーム。


もちろんシャーマンファイトに参加している為、彼らにはもう一人チームメイトがいる。






それがチョコラブという者だ。



いつもならば、一緒に修行をしている所なのだが、今日は昔の友人が試合の応援に来てくれたとかで、修行に不参加。
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