てきすとS

□闇の放課後
1ページ/9ページ

ガーディアンのお茶会いって、クラブの片付けやらなんかしてたら遅くなっちまった。


…あーみたいサッカーの試合録画してくりゃよかった…

気になるなぁ…



そう考えながら空海は学校を後にしようとした。


「相馬くん?随分遅い時間に帰るんだねぇ」

「あ、いろいろやってたら遅くなったんで」


…油断できないんだよなぁ、二階堂は。

前に日奈森のしゅごたま盗んだ野郎だしな。

今は学校で正規に職員やってるみたいだけど。


なんか…キャラが変わりすぎつーか


その変わり方が気持ち悪い…
なんつーの?
何事もほどほどに、だよな。


「相馬くん。一人で帰るの?」

「・・・そりゃ、一人で帰るしかないっスから。じゃ。」

捕まると面倒だし、空海はすぐに帰ろうとそう言った。

「僕もこの書類職員室に出したら帰れるし、ちょっと待ってよ。」


・・・やっぱり捕まった。

「俺みたい番組もうやってるんで。」

「あぶないよー?」

「大丈夫っス。」


そういって、逃げるように児童玄関を立ち去ろうとした。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ