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□なんでそんなにキレイなの…？
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ある春のこと…
キレイな蝶が花に止まってた
昨夜の雨が羽を濡らして
乾かすその姿さえキレイだった…
ヒロさんの泣き顔はキレイだ
でも俺はヒロさんを泣かせたりしない...！
そんな事を考えてヒロさんと暮らしていた
毎日こんな生活が続くのだとばかり思ってた
勉強だって半ばヒロさん目的で教わってただけだったし
とくにやりたいことなんかなかった
側にいれればいいと
でもヒロさんはそうじゃない
ヒロさんは僕の知らないところでも素敵で
一生懸命で…
また仕事でスキルアップしたみたいだ
何故か
どんどん俺から遠ざかる気がした
俺だってヒロさんに近づきたい
ヒロさんみたいに
キレイに飛びたい...