アマリリス

□第5章 接続閑話
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2007年12月19日




あれから1年と少しが過ぎて私はそれなりに楽しかった
朔夜や桜花さんとも仲良くやってたし、シュウからの仕事も割と簡単にこなせた
私が制御できるようになるまで、と力の半分を朔夜の中に封印されてるから、未来視はしばらく使えないけど、能力そのものが無くなった訳じゃないから不便はしていない
ちょっと残念だけどね

「お〜い、紫音。仕事だとよ。」

朔夜に呼ばれた

「わかりました。内容は?」
「浅霧ライカ。こいつを捕まえてくることだとさ。」

朔夜は私に写真を手渡す

「この女性ですか。では、行ってきますね。」

掛けてあった黒い革のコートを羽織ると、扉に手をかける

「ええ、行ってらっしゃい、紫音ちゃん。」

桜花さんは優しい笑みで私を送り出してくれた
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