【動物実験について】

□【動物実験が生み出す商品】
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新しく売りだされる化粧品の新製品。
CMや雑誌、街中で売り上げのためにさぞ華やかに宣伝されている事だろう。
その華やかな広告の裏では、年間約30万頭もの実験動物が研究のためだけに動物実験で殺されています。

この他にも、「急性奉性試験」「光毒性試験」「変異原生試験」など8種類の動物実験が
うさぎやマウス、モルモットなど様々な動物を使って行われています。

人間が「便利に美しくなりたい」と願う裏では罪の無い動物たちが次々と実験に使われ死んでいくのです。

考えてみて下さい。

無理やりこじ開けられた目にシャンプーを入れられる泣く事のできない無抵抗なうさぎ。

口紅を無理やり食べさせられる無抵抗なマウスの姿を。

虐待とも見てとれるこの光景を知らぬうちにサポートしているのは他ならぬ「消費者」たちの存在です。

しかし、研究のため商品開発のため「動物実験」及び「実験動物」は必要だと
厚生省などの国の上に立つ大御所が認知している限り動物への被害は増えて行く一方です。

「動物を犠牲にした製品を使いたくない」という消費者が増えた結果、欧米では
多くのメーカーが動物実験をやめるとともに、動物を使わない試験方法の研究開発が進められるようになったそうです。

そうです。一番大切なのは「消費者」の声なんです。

いくら国が認知しているからと言っても変えられないわけではありません。

相手は民間人を消費者につけた企業です。

動物が人間のせいで無意味に殺されている事実を知った上で
これからも支持していきたいメーカーに抗議の電話なりメールなりしてみるのはどうでしょう。

もちろんそこの会社が動物実験を行っている場合の話ですが
「貴社の商品は好きですが、動物実験までして出来上がった商品は買いたくない」などと言った
「消費者」側の意見を声にして、文章にして伝える事が何よりも大きな結果へと繋がるのでは、と思います。

実例として欧米がいい手本です。

もしも、動物にこんな事までして出来上がった商品で美しくなるのは嫌だ!
と感じたならばその気持ちを形にしてみてはいかがでしょうか?

あの大手ブランド「シャネル」でさえ、消費者に動物実験廃止を強いられ今では動物実験は一切せずに
それでも地位の高い人気と信頼を受けています。

そういったメーカーが数多くあるのにも関わらず、今もなお動物実験が盛んに行われているのは何故でしょうか?

それは、消費者たちが口コミや雑誌などで取り上げられた「話題の化粧品」にしか感心がないからです。

いくら売れていて人気がある商品でも、その裏で沢山の動物たちが
人間の「安全」の犠牲になっている事を知ったらどれだけの人が「動物実験はノー」と言う事ができる世の中でしょうか?

小さな化粧品ひとつのために純粋な動物たちが次々と幸せではない一生を終えています。

小さな「ノー」が大きな「壁」へと変化したならば現代の化粧品、日用品のあり方にも変化が訪れる時が来るかもしれません。

そして小さなボランティアを知っていますか?

動物実験を行っていない化粧品や日用品に変えるだけで「実験動物」と呼ばれる生き物へのボランティアになるのです。

そして、今も動物実験を行うメーカーに動物実験をしないでほしいと一言でも訴えたのなら
「実験動物」にされる動物たちがゼロになる日が来るかもしれない。

全ては「消費者」である人間の私たちにしか動かせない現実なのだから・・・

動物実験に関わるメーカーを知りたい場合は
【あとがき】に目を通してみて下さい。

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