【動物実験について】
□【実験専用動物って?】
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そもそも「実験動物って何?」
そう思った人も多いのではないだろうか。
今まで明るみにされてこなかった動物たち。
華やかな現代の影で動物が悲惨な実験のせいで命を落としている事を知ってほしい。
私たちの「安全」とは呼べない「安全」のために。
「動物実験」という言葉に覚えはないだろうか?
そんな四文字じゃよく伝わらないだろう。
動物実験というのは実験動物に対して発明段階の薬品や化粧品の安全性を確かめていく残酷な実験だ。
「動物実験」とは、動物を使った実験を行う事。
「実験動物」とは、薬品や化粧品などを人間界に売り出す前に
動物のありとあらゆる体を使いその安全性の保証を試していくのだ。
例えばあなたが、化粧品会社の商品の消費者だとします。
そしてその化粧品会社が動物実験を行う商品を販売していたとします。
以下の実話を見てそれでも今の化粧品会社を支持し続けるか問いたい。
化粧品や日用品と引き換えに死んでいく動物たちの運命を知ってほしい。
うさぎは涙腺の発達が悪いためどんなに濃縮された液体を目の中に入れられても涙を流す事ができない。
なのでどんなに痛くても液体が垂れてこないのだ。
また、うさぎは声をあげて鳴かないといった理由から実験には最適とされています。
それをいい事に残酷に利用した実験があります。
「ドレイズテスト」という、うさぎの目に濃縮された試験液などを点眼しどのような刺激があるかを観察する実験では
目を手足でこすらないように頭だけが出る拘束器に入れられまぶたをクリツプなどで団定されたまま
72時間も痛みに耐え続けなければなりません。
あまりの苦痛から大暴れし首の骨を折って死んでしまううさぎが居るくらいの危険な実験です。
そして実験後すべてのうさぎは殺処分されてしまいます。
人間たちが簡単に購入できる価格で魅力的な商品だとしても
もしかしたらその商品は沢山の動物たちの悲しい涙で作られているかもしれません。
何も知らないまたは黙認している人間たちがその商品を、そのメーカーを支持すればするほど
実験に使い込まれる動物の犠牲は後を絶たないでしょう。
あるところの大学の「医学部」などの研究機関では
生きたまま医学の研究や薬開発のために治療実験として
無様な姿に変えられている事を知ってるだろうか?
必ずしもその実験が全て「適切に必要」とは言いきれない悲惨なものだ。
アメリカでは20年もの間、ある研究所で犬の下半身を「ストレスを与える実験」のために
何度も何度も打ち砕いていた事が表にもれニュースになった。
その犬は麻酔も何もされずに居たという。
日本でも実験動物にされた動物たちが必要以上の実験をされている。
毒を飲まされどのように死んでいくかをただ観察するという実験もある。
死にきれない場合は翌日などにもう一度同じ実験をするのだという。
また、実験者たちが手先の訓練の好奇心を満たすためだけに
生きたまま体を切り刻まれ死んでいく動物もたくさん存在するという。
日本の病院でもそういった「意味もなく必要性も無い」動物実験のせいで
実験動物へと回された動物たちが恐怖と絶望から逃れられずに原型を留めず死んでいく例が後を絶ちません。
健康管理もされずにただの「実験道具」として使い込まれ最後にはボロボロな姿で死んでいく。
表にいる私たちには見えないが、不必要な実験手術が面白半分に行われていた事も事実である。
技術があるにも関わらず、自分たちの治療で傷つけた動物たちを治そうともしない最低な医者が居る事を知ってもらいたい。
そんな心無い医者に診てほしいとは誰も思わないだろう。
きっと実験専用動物にされた犬や猫も痛みに耐えながら誰かの救いの手を待っていたのではないだろうか。
扉を閉ざしてしまえば何もわからなくなる。
けれど、少しでも自分から何かを知ろうとする事で閉ざされた扉は光さすのではないだろうか。
そして、事実を知った時その事実を真実へ変えて誰かに伝える事が出来るのではないだろうか。