【毛皮について】
□【着飾るために捨てられて行く命】
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誰でも一度は毛皮製品を見た事があると思います。
でわ、その裏側をご存知でしょうか?
雑誌やお店に飾られる毛皮製品。
確かに温かそうで綺麗に見えますよね。
例えば雑誌やTVで毛皮が特集されていたとします。
そこには何て書いてありますか?
いい事しか書かれてませんよね。
間違っても裏側なんて紹介したりしません。
お店で毛皮を買った事がある方に聞きたいです。
商品を選んでる時、勧められている時、きっといい事しか言われなかったと思います。
「大事な商品とお客様」ですから
当たり前と言えば当たり前ですよね。
少しでも考えてみた事ありますか?
その毛皮をどのように手に入れるのかを。
元を辿ればあまりにも残酷な仕打ちを動物たちは受けているのです。
毛皮のためだけに野生動物を罠にかけ捕獲したり、毛皮のためだけに飼育されている動物が居ます。
罠と言ってもかかれば骨の砕けるような強力な罠だったり
飼育環境だって「飼育」とは呼べないほどずさんなものです。
自由に動き回れない窮屈な場所で過ごすのです。
大事にされるのは商品へと変わる「毛皮」への配慮だけなのです。
国によっては様々ですが、どれも共通してるのが「毛皮に傷をつけない事」を基本にやっているそうです。
なので電流を流したり、殴り殺したりと死ぬまでずっと苦しいままなのです。
しかし、その残酷な方法よりもさらに残酷なやり方で毛皮を取る国があります。それは中国です。
中国では生きたまま、毛皮を剥がします。
剥がす前に足を切断しそこから剥がしていくそうです。
もちろん麻酔も何もされていないので壮絶な痛みに苦しんでいると思います。
皮が全て剥がされ痛々しい姿になった動物はそれでも数分間の間は瞬きしたりあたまを持ち上げる仕草をします。
何故生きたままそんな事をするのかと言うと、剥がしやすさやコストに関係しているようです。
きれいな皮を得るためには筋肉反応があった方がより剥がしやすいという何とも信じられない理由でした。
そんな残虐な方法で剥ぎ取った毛皮を沢山売り出しているのがここ日本だという事を知ってましたか?
そんな殺され方をした動物の毛皮を身にまとっているなんて知ってる人はどれくらい居るのでしょうか。
人間が着飾りたい、自慢したいがために毛皮を剥がされ痛々しい姿で死ぬのを待つ動物が後を絶たない現状を知って下さい。
毛皮は決して命を終え亡くなった動物たちからもらうのではありません。
生きれるのに毛皮のためだけに卑劣な手段で殺された動物たちの毛皮です。
では、この問題をどうすれば解決できるのでしょうか?
答えは簡単です。
人間が買ったり注文しなければいいのです。
毛皮製品を持っていても中には事情を何も知らない人も居ます。
なのでこういった現実を伝える事も大切だと思います。
そして、情報源となるメディアがこういう現実を伝える事も重要だと思います。
一番大切な事はひとりひとりの思いやりです。
これ以上人間の勝手で命を絶つ動物が減るようにと。
※犬や猫も毛皮にされます※