小説2

□魔王2
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「なんだ…お前も結構その気じゃないか」

既に勃ち上がってしまっているそれをみてC.C.はクスリと笑う。

「うるさい…いいから離せ!」

「駄目だ。私をその気にさせたんだ…ヤるなら最後までヤれ…」

その台詞にルルーシュははっとしてC.C.の顔を見上げた。
からかわれているのかと思ったがどうやらルルーシュの愛撫で火をつけてしまったようだ。
C.C.はそっと身体をずらすとルルーシュのソレに唇をつけチュッと軽快な音を立てて扱い始める。

「くわ…ッ」

その刺激にビクリと身体を震わせてしまった。
しかしそれだけで終わるはずもなく這わされる舌の動きについ腰が浮いてしまう。
それが悔しく思えルルーシュもまたC.C.の腰へと手を回すと 後ろから器用に布で隠れたその部分へと触れた。

「んぁっ…」

ぐちゅりといやらしい音と共にそこがどうなっているのか認識する。
布越しだというのに指には湿った感触を感じる。

「C.C.…強がってはいるが身体は正直だな…いつからこんなに濡らしていたんだ?」

くつくつと喉の奥で笑うと再び睨まれたがそんな態度でいいのか?と囁き布を器用に避け直接その入り口部分に触れてやった。

「ひ…はぅん…」

それに応えるようにC.C.は僅かに鳴くとはやくちょうだいと言わんばかりに自らルルーシュの指を取り込む動きをみせた。

「この淫乱め…」

毒づくが顔がニヤケて多分悪い顔になっているだろう。
しかしC.C.はそんなルルーシュを気にする事もなく…いや、正しくは気にしている余裕もないのだろう、

「も、なんでもいいからっはやく…っ」

それだけやっと言葉にすると更に腰を浮かせルルーシュを扇情的に見上げた。

(その表情は反則だな…)

C.C.のその表情に煽られたルルーシュはこっそり心の内で呟くと焦らすようにしていた指をゆっくりと挿入する。

「あ、ぁ、あん…」

それに嬉しそうに恍惚と微笑むC.C.はなんとも艶やかでどこか神秘的だ。
もっとそんなC.C.が見たい衝動に駈られ入れている指を激しく動かし始めた。

「ひぁっ…あ、あぅん…っ」

その動きに合わせてC.C.の喘ぎ声が部屋に響く。

「C.C.…」

あまりに良さそうによがっているC.C.を見てルルーシュは込み上げてくる気持ちを抑える事が出来ず
今まで向き合っていたC.C.の腕を取り後ろから抱き締めるようにして自分の太ももの上に座らせてしまった。
その間指は抜けてしまったのだが直ぐ様ぐっと足を開かせるとそこめがけて先程よりも激しく一本、二本と長い指を突き入れた。

「ひぁぅ!」

そのまま何度も挿入を繰り返してやると堪らないと身体を激しく震わせて可愛い声を部屋に響かせた。

「あ!あぅっ…いやぁ…っ」

それに限界が近い事を悟ったルルーシュは柔らかな乳房を弄んでいたもう一方の手も彼女自身の愛液がまとわりついている肉芽へと手を伸ばす。

「る…!あぁんイク…イっちゃ…!」

そこをきゅっと指で挟んで何度も刺激してやると内太腿が痙攣してガクガクと震え嬌声も激しくなる。

「だ…ッめぇええええええ!」

びくんびくんと何度か震えてC.C.の身体から力が抜けるとルルーシュへと体重を預けるように倒れこんできた。

「なんだ…意外と早かったな…。」

ぐいっとこちらに身体ごと向かせルルーシュはまだうっとりとしているC.C.の瞳を両手で顔を挟み覗きこむようにして囁くと強引に唇を重ねた。

「んぅ…」

達したばかりのC.C.はそれだけでも感じてしまうようで唇を重ねたままびくりと身体を何度も揺らした。
それに煽られるようにルルーシュは自分の中心が疼くのを感じる。

「はぁ…C.C.…」

唇を離すともう限界だというように熱っぽい瞳で彼女を見つめた。
そのままC.C.をベットへと押し倒し己の熱く昂ぶった欲望をまさに彼女のそこへ突き入れようとした時だった…。


コンコン、と扉を叩く音が部屋に響く。

(このまま無視して…)

一瞬目先の欲望を我慢しきれないルルーシュは考えるが

「ランペルージさん。起きてますか?」

名前を呼ばれてしまい涙を飲んでぐっと堪えるとC.C.にばさりとベットシーツを被し急いで乱れた着衣を整え返事をかえした。

「今開けます。」
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