「一体どういうことなのか説明してくれたまえレギュラスくん」 「いえ、だから、僕はシリウ」 「簡潔に説明してくれたまえ」 「だからぼく」 「レギュラスくん説明」 「だか」 「してくれたま」 「シリウスの弟だって言ってんでしょうが!」 「そうなのぉー!」 その場にいた全員が(絵画も含め)こっちを振り返った。違う、僕を見ないで。僕はなにもおかしくない…ちょ、スネイプ先輩まで。そんな目で僕をを見ないで下さい。いやその、ほんとに勘弁して…! 「れっれっ…レギュラス・ブラックーっ!ブラック!ブラックじゃん!」 「人の名前を叫ぶんじゃない、馬鹿者」 「なっなんで?なんで言わなかった!?」 「なんで知らなかったんですか」 「なんで知ってるんですか!」 「いや、結構有名なんだけど、このこと」 「そうなのぉー!」 ハナコさんはその場に崩れ落ちた。いい加減にしてくれないと、僕が疑念の視線で押しつぶされそうなんだけど。ちょ、スネイプ先輩なんですかその顔はいつもにまして眉間のしわが…げ、ルシウスさんまで。なんで笑ってるんですか。爆発しろ。 「なんでそんなに過剰な反応するんですか。ホラ、行きますよ。変な目で見られるのは今日限りにさせてください」 「いだだだだレギュラスくん髪の毛引っ張らないで」 「さ、今度は僕が聞く番です。どうして僕にこんな恥をかかせたんですか。簡潔に説明して下さい」 「だって…!だって…!!」 イケメン兄弟とか超萌えるー! ハナコさんと関わるのはこれっきりにしようと思… 「おーハナコとレギュじゃん。なにしてんだ?」 「レギュ呼び萌えええええ!」 「え?」 end. 20101211 --------- ごめんなさいごめんなさい。リハビリします。 |