バサラ小説
□レッドウィークリー
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「ふ…ざけるなっ!!そっそもそも犯罪だろ犯罪!!!俺様まだ未成年っ!!!!駄目駄目全然だめっ!!!」
ブンブン首を振ればフッと笑われた。
「冗談に決まってるだろう」
「冗談でも心臓に悪いですやめてください」
「…ついでに孕ませたら自分のものに出来ると言ってたのは豊臣だ」
「はいっ?!何っあの人いつもそんな事考えてたわけ?」
「いつもではないだろうが…真田と同じく誠実な奴かと思っていたが…意外と束縛するタイプみたいだな」
「…まあ…それでもラブラブみたいだからいいけどさ…」
「まあしかしさっきああは言ったがまんざらでもねぇぞ?俺のガキがお前から生まれる瞬間ってのを見てみたもんだな」
「だからこういう所でそういう話しはやめてください!!!」
それじゃあなと言いながら去り際にサワッと尻を撫でられひゃあっと佐助は悲鳴をあげた。
「くそ…絶対あの人の子供なんか生んでやらないっつうか生まないっ!!!」
昼休みの終わりを告げるチャイムが響くなか佐助はそう固く決心した。