暗闇の咏
□■ 雨 ■
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私は好き。
だって、体の熱が
逃げていくから。
たくさんふれば
それだけ熱が逃げていく。
死体のように・・・いや
屍のように
体がつめたくなる。
それが好き。
さむくても気にしない。
私は好きだから。
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