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□理性爆発5秒前
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「ぶあー、寒かった!」


初雪が降った。



「香奈、なんか飲む?」


俺んち来てた香奈子は、テンションが異常なまでに上り詰め、
外の公園で遊ぼう
と、走って家を出た。


「ココア!」


で、今帰ってきたところ。


「了解」







汗をかいた香奈子は、セーターを脱いだ



「あっついー…」



俺が、香奈子のココアと自分のコーヒーをいれ、リビングに持って行くと、香奈子はソファーの上で、うとうとと 睡魔と闘っていた。


「香奈子?ココアはー」


「んー…」



香奈子の近くに寄る。
セーターを脱いだから、キャミソールで肩を出している。

外との気温差、眠気からか
頬と胸元がうっすらと赤い




「うわ…こいつ、なんつー格好して、」




「んにゃー、悠斗…こっちきて、寝よ?」



スッと延び来る、香奈子のふっくらとした腕と、引き寄せられる俺、



「!ちょっ、と香奈子?やめ…」




(やっば…)






(…お前のせいだから)
(ちょっと、何すんの、って聞いてよ!)

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