07/18の日記

23:59
「蒼に向かって跳べ!」
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空が高い。
どうして人間って寝転がった状態で空見上げたら必要以上に空が高く見えちゃうんだろうね。
実際、立ってても寝転んでても対して違いはないだろうに。

それにしても暇。

「ひぃーまあぁーぁ」

節を付けて歌ってみても、俺の美声が伽藍とした屋上に広がっただけだった。・・・何これ、超虚しい。


ぐぬぬ・・・と制服を噛む真似をしていたら、ドアの開く音がした。
俺が真ん前で寝ている出入口とは違う入口からだ。

まさか見回りの先生ではあるまいな。俺、極度の頭痛と腹痛で保健室で唸ってる設定をなってるんだけど、どうしよう。
恐る恐る覗いて見ると紺色のスラックス。俺自身も着用している。よしよし、相手も生徒のようだ。ならばお仲間(サボり)か。
顔を確認してやろーではな・・・


「!」

神は俺を見捨てなかった!其処にいたのは飛んで火にいる夏の虫ならぬ、かわいこちゃん!今日も王子様然とした中性的な美貌と細い肢体が魅力的すぐる我らが副会長。

暇潰しには持ってこい。暇じゃなくても構いたい。



副会長に接近すべくじりじりと地面を這って進む。
死角の計算はばっちりだぜ!


それなのに、




「何・・・、」

何故かバレ、その上ドン引きされた。
解せぬ!


「・・・・・・」

あ、ちょ、待って。
距離開けないで。地味に傷つく。


















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メインの学園物とはこれっぽっちも関係ありません。・・・非王道で脇役と生徒会関係をやりたいんです。
メインが進んでないのにごめんなさい

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