エターナルストーリー

□ドレイク討伐
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 ドレイクの攻撃を盾で防ぎつつ、ジールは反撃をする。クルトもドレイクの死角から、着実にダメージを与えていっていた。
 そしてあと一息というところで、ドレイクは再びフレイムブレスの構えに入った。
「今だよ、ジール!」
「うん!」
 クルトの掛け声とほぼ同時に、ジールはドレイク目掛けて飛びかかった。そして盾を構え、強く打ちつける。
「【シールドバッシュ】!」
 顎を打ち上げられ、ドレイクはその場でふらついた。口にたまった炎は、煙をあげて鎮火していく。
「とどめ!」
「えいっ!」
 クルトとジールが同時に攻撃を繰り出し、ドレイクに致命的なダメージを与えた。ついにドレイクは倒れ、その場に伏した。
「やったー!おれたちの勝ち!」
「ま、上出来だね」
 2人とも満足そうに武器をしまい、その場に腰を下ろした。ヒュウ、と涼しげな風が通り過ぎる。
「あと9匹、この調子で倒して行こうね」
「うん、頑張るよ!」
 にっこりと笑いあう2人。しばらく休憩した後、再び立ち上がってドレイクを探す。
 10匹全て狩り終えた頃には、すでに日が沈み始めていた。
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