☆MEMORY NOVELU☆

□夏と言えば?
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「可愛いな」

「……」

「莉奈はそこで待ってろよ」

「…か、海斗くんは入るの?」

「綾姉が五月蝿いからね。後から何を言われるか、分からないし?」

私の頭をポンと優しく叩くと、

「じゃあ、待ってて」

そう言って、入り口へと歩き出した。

(ここで待つのも怖いなぁ)

そんな事を思っていたら、海斗くんが、

「莉奈」

と近づいて来た。
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