キセキ

□一章
1ページ/3ページ

この物語は、心に深い傷を負ったある少女の物語…


その少女は、平成7年福岡県の粕屋という小さな町に生まれました。
少女は、とても肌の色が白くて、内気な子でした。
しかし、すでに、3歳で一人で家に入れるほど、ちょっと変わった子でした。

その少女は、姉の幼稚園の先生がとっても大好きで、自分が幼稚園に入ったら
この先生とずっと入れると思うと、早く早く幼稚園に入りたくて仕方ありませんでした。

しかし、その少女が幼稚園に入ったと同時に、先生は異動…。
少女は、とたんに幼稚園という場所が嫌いになりました。
それに、追い打ちをかけるように、少女のクラスの先生は、子供の気持ちがわからず
むやみに、子供を傷つけるような先生でした。

その少女は、人一倍、感受性が強く、その先生を毛嫌いするようになり、幼稚園という場所が、地獄に見えました。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ