立氷四

□寒い
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最近突然寒くなった

そろそろ雪でも降りそうだ・・・

委員会で遅れた俺は急いで部室へと向かった

その途中で赤也を見つけた


赤「はぁぁぁぁぁ〜・・・うーさぶっ!(ブルブル)」


寒そうに手に息をかけて蹲っていた


柳「赤也、寒いのか」

赤「柳先輩・・・そうなんスよぉ半袖っスから余計寒くって・・・ああぁぁぁさみぃー・・・!」

柳「ジャージを着ればいいだろう」

赤「それが真田副部長に取られたんスよ・・・ジャージ・・」


弦一郎のやつ・・・・


柳「赤也、俺のを貸してやる」

赤「え、え!?でも柳先輩が寒くなるっスよ!?」

柳「俺は大丈夫だ。そんな柔じゃない」

赤「でも先輩・・・・」


赤也は俺のこととなるとすぐ心配するな・・

そんなところが可愛いんだがな・・・


柳「大丈夫だと言っているだろう」

赤「わわっ!」


否定し続ける赤也に強引にジャージを頭から被せ、部室へと向かう


赤「・・・ま、待ってください柳先輩!」

柳「・・何だあか・・・・・!」


名前を呼ばれ振り向いた瞬間だった

何が起こったか分かるまで数秒かかった

赤也が俺に抱きつき、キスをしていた


赤「はぁ・・・柳先輩・・・俺・・」

柳「・・・・?」

赤「俺・・・ジャージより、柳先輩に暖めてほしいっス・・・///」


まさか赤也から誘ってくるとは思わなかった・・・


柳「赤也・・・俺のことが好きか?」

赤「す、好き・・です・・・///」

柳「フッ・・・ここでは寒くて余計にヤりづらいだろう。部室に行くか」

赤「!柳先輩〜!!(パアァァ)」


赤也は喜び、腕を絡めてきた

よく見たら赤也はちゃんとジャージを着ていた

ジャージだけでは物足りなかったんだろうな・・・

部室に着いたら覚悟しておけよ赤也




⇒おまけ
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