スペシャル 捧

□シュガーバニー
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何も話さなくなった雲雀さん。
手を付いて四つん這いになり、振り返って顔を見ると…
早く強請れと言わんばかりに笑顔を向けられた。



「…あはっ」

つい笑ってしまった。
自分から挿れてきたのに動かずに待ってる雲雀さんに。

「…何笑ってるの?」

むすっとした感じで言われると、なんだか余計に可笑しくて。

「だって、あははっ」

笑ってしまう。
腹筋に力が入り、雲雀さんのを咥えている蕾と中は振動して締めつけてしまう。

「! どうやら……朝まで寝たくないようだね?」

腰を摑む手に少し力が篭る。
しまった。そんな思いは後の祭り。

「気絶なんてさせてあげないから」

「ちょっ! ごめなさっ、ひゃぁう!」

いきなりオレの良い処ばかりを集中して攻めて来る。

「だっめ、ぇー! 急に、ソコばっか!!」

脊髄を遡って頭へと快楽がゾクゾクと上ってくる。

「やっ! イちゃぅ……きょおやぁ」

「まだこれからなのに? そんなんじゃ、朝まで持たないよ?」

きっと悪戯な顔をしてたんだと思う。
オレ自身の根元を片手で出ないようにきゅっと締め上げる。






「ふっはぁ、あぁ! やっん! ひぃひゃう!!」

「くっ! んん……綱吉?」

オレの身体がビクつき、弓なりになるのと同時に雲雀さんのを締め付けた。
その勢いで雲雀さんの白濁がオレに注がれる。

「もしかして……空イきしたの?」

「はぁ、ふっあ」

雲雀さんに声を掛けられるけど、吐き出すことが出来ない欲情で上手く聞き取れない。
早く出したいという思いから、無意識にオレの腰は揺れる。

「……クスッ。 いっぱいシてあげるから、急かさないでよ!」

「あふっ!」

硬度を保ったままの雲雀さんが激しく律動を繰り返す。
理性なんて投げ出して、快楽に身を任せる。
すると、限界がすぐに近付いてくる。

「きょっ、きょおや! イっ! 出したぃ……」

「……いいよ。 たっぷり出しなっ!」

根元を縛っていた手でオレ自身を雲雀さんが扱く。
ギリギリだったオレはすぐに勢いよく白濁を布団の上に吐き出した。





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