純情な瞬間
□希望と道
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希望ととは元来道のようなものだ。
そしてその希望とは…もちろん美咲との未来の事だ。
こいつに会うまでは希望など持てなかった。
子供の頃は希望も何も、持つ意が無かったし持とうともしなかった。
今思うと諦めに似ていたかもしれない。
その後も、親友相手に……希望など持つ資格もなかった。
けれど今は違う。
今は………こいつの為に何かする度に幸せになれる。
こいつの為だったら何でもしてやりたい。
いや、何でもしてやる。
こんな気持ちは初めてで、俺はこいつに感謝している。
言葉では言い表せない程。
言っても言っても言い切れない。
だから体を重ねよう。
ずっとずっと、離さないように。
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