短編小説

□眠れない夜に…
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眠れない夜に…


ミーティアの自室にて、


ミーティアは机の前で本を読んでいた。すると、

ガチャッ

ドアが開いて、アクアが入ってきた、

アクア「お兄ちゃん…また寝ていい?」
ミーティア「…またか…良いよ。(あの事件から『まだ』1週間しか経ってないからな…。)」

そう言ってアクアを入れた。

因みにミーティアの部屋の広さは3.5畳程であり、王朝城の平均的な部屋の広さである(但しミーティアは王朝長の息子(弟)の為、これよりももっと広い部屋が用意されているが、ミーティアはその部屋を『割に合わない』からと拒否し、王朝城の者が寝泊まりしている部屋を使っている)。
更にミーティアの部屋は必要最低限な物しかなく、机、机のライト、十数冊程の本、シャーペン、消しゴム、ゴミ箱、ベッド、ベッドの下には来客用の予備のベッド、掛け時計位しかない。


ミーティア「まだ『あの夢』を観るのか?」
アクア「うん…。」

『あの夢』とは、アクア達がダークに襲われる夢の事だ。

ミーティア「(まあ…あの時は俺がISガンと心の雫を覚醒させたから来れたが…あの時に覚醒させて無かったらな…。)」

と、思っていたら、アクアがベッドに入り込んできた。

アクア「スゥ…スゥ…スゥ…」

既に寝ているようだ。

ミーティア「やれやれ…またか。」

そう言って本を畳み、ベッドの下の予備のベッドをベッドの横に敷き、ミーティアは横になった。

ミーティア「まあ…良いか…。」

そう言って、ミーティアも寝た。

因みに、この状態が後3週間位続いた。



眠れない夜に…終了

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