本編小説

□エピローグ
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エピローグ



1週間後


マサラタウン(夜) ポケモン研究所の前


レイ「1週間有難うございました。」
双子「有難うございました。」
オーキド「うむ、気を付けて行くんじゃよ。」
レイ「はい、皆、行くぞ。」
皆「はい!!」

レイ達は、研究所を後にした。

因みに、ポケシャラに帰れたのは3日後だった。


更に1週間後


ビーヴェル村郊外

ラスター「…戻って…きた…。」
セイバー「へぇ〜、此所があのビーヴェル村か。」
キノ「ハァ〜、色々あったな〜。」
ルト「そうだね。」
ルリ「お姉ちゃん〜、ルリ疲れた〜。」
ラト「お姉ちゃん、すぐそこだよ(汗」

ライト・オブ・ミーティアの面々は、一時解散して、其々の故郷等を訪れていた。

セイバー「しっかし良い村だな、ハサ達も連れて行きたかったぜ。」
ラスター「…其は…どうも…。」
キノ「結婚式には僕達も誘って下さい。」
セイバー「籍は入れてあるし、結婚はもうじきだ。」

セイバーとハサは、既に籍を入れており、結婚間近だった。

サン「へぇ〜、あのバカがもうじき結婚か〜。」
セイバー「そうそう…って何でお前が!? ってかハサ達も!?」
サパン「付いて来ちゃいました。」
アーマ「そう言う事だ。」
セイバー「ハァ〜、お前達には勝てねーよマジで。」
ハサ「まあ夢が叶えるから良いじゃない。」
セイバー「そりゃあそうか。」
アーマ「…………」

ラスター「…やれやれ…ん…?」

スピル「何か疲れた。」
エメラルド「もう!! お父さんたら!!」
スピル「うるせー!! 眠らせてくれ!! (-.-)Zzz・・・・」
エメラルド「あ!! お父さん!!」
ラスター「…エメラルド…!!…父さん…!!」
エメラルド「え!? お兄ちゃん!!」
スピル「何!?」
エメラルド「お兄ちゃん!! お帰り!!」
ラスター「…ああ…済まなかった…ただいま…。」
セイバー「ん? 妹か? お前の。」
ラスター「…ああ…そうだ…。」スピル「ラスター、お帰り。」
ラスター「…父さん…ただいま…。」
セイバー「その傷、どうやって付けた? え? え?」
スピル「ラスターの仲間か?」
セイバー「そうじゃなきゃ一緒に居る意味が無い。」
スピル「おお、キノか。」
キノ「どうも、久しぶりです。」
スピル「……あのさ、キノ、ノキを見なかったか?」
キノ「え? ノキ!? 見なかったけど…。」
セイバー「ノキって?」
ラスター「…キノの…弟…だ…。」
スピル「実はアイツ、お前を探して旅に出ちまってな、3ヶ月前に。」
キノ「ええっ!? そんな…。」
スピル「死ななきゃ良いがな。」


そのノキとは言うと…


砂漠


ノキ(キノガッサ色違い♂)「死ぬ〜!! 水〜!!」

死にかけていた。

すると、

?????「大丈夫か?」

謎の人物が出で来た。

ノキ「み、水〜。」
?????「ほら、水だ。」

?????は水をあげた。すると、
ノキ「有難う…ございます…水〜!!」

ノキは、物凄いスピードで水を飲んだ。

ノキ「プハァー!! 有難うございま…あ!! 水、すいません!!」
?????「いや…直ぐ其処にオアシスが有るから大丈夫だ。」

?????は、オアシスのある方向を指差した。

ノキ「あ、そうなんですか、有難うございます。」
?????「いや…人として当然の事をしたに過ぎない。」
ノキ「そうなんですか…あ!! 出来れば名前を教えて下さい。あ、僕の名前はユーズト・ノキです。」
?????「ノキか…ああ、俺の名前は、『ミーティア』だ。」

そう言ってマントのフードを取った。その顔の左目の下には、傷が有った。

ノキ「ああ、有難うございます。出来れば、一緒に兄さんを探してくれますか?」
ミーティア「名前は?」
ノキ「『ユーズト・キノ』です。」
ミーティア「ほう…そうか。(キノってまさかあのキノのか!?)まあ良い、一緒に行こう。」
ノキ「有難うございます!!」
ミーティア「よろしくな。(何か色々とキノに似ているな…。)…? 洞窟?」
ノキ「あ、本当ですね。」
ミーティア「砂嵐も酷くなって来たな…入るか。」
ノキ「はい!!」
ミーティア「(本当にキノに似ているな。)」

ミーティアとノキは、洞窟に入った。

ノキ「お邪魔します。」
ミーティア「(何故か懐かしい感じがするな…。)」
ノキ「誰か住んでたんでしょうね……お墓!?」
ミーティア「何か書いてあるな、どれどれ、『我が最愛の妻ラア、此処に永眠せし。』……母さん!?」
ノキ「え?…あっちに何かあります。」

ミーティアとノキは、二台の何かの装置と乗り物を見つけた。

ミーティア「あれは…『冬眠装置』…?」
ノキ「誰か眠っているんですかね。」

ミーティアとノキは、冬眠装置の中を覗いた。

ミーティア「子供?」
ノキ「日記が有ります。」
ミーティア「どれどれ?。『この日記を読んでいる者は、ラティ王朝の者か、関係者である事を切に願う。』次は…、」

ミーティアは、次のページを捲った。

ミーティア「『最愛の妻ラア、死力を尽くし最後の子供、ラティオスとラティアスの双子の兄妹のタマゴを産む、ラティオスの名は、ラテオ、ラティアスの名を、ラテアと決めた。』」

次のページを見た。

ミーティア「『だが、その直後に最愛の妻ラアは、死亡した。この双子を生き延びらせるには、冬眠装置が必要になった。この冬眠装置は、眠りながら成長するタイプの特殊な物であるが、10年しか持たない代物である。この冬眠装置に生まれたばかりのラテオとラテアを入れ、私は旅に出る。』」

次のページを見た。

ミーティア「『この日記を見ている者は出来れば、私とラアの子、シン、ミーティア、アクア、マユの4人に見て貰いたい。愛している、ラオより。

PS.其処の机の中に日本刀の形をした剣にも使える銃がある。心の雫をはめれば力を使える。』か…父さん…。」
ノキ「あ、有りました。」
ミーティア「其を俺に。」
ノキ「どうぞ。」

ミーティアは、銃を手に取った。

ミーティア「コイツの名は、ミニインパルスソードガン(以下MISガン)だ。」

ミーティアは、ISガンを取りだし、はまっている心の雫を、MISガンの穴に付けた。

ミーティア「ハァァァァァ…!!」

ミーティアは気を強めた。すると、MISガンの穴に心の雫が現れた。

ノキ「す、凄い…!!」
ミーティア「此で、このMISガンは、俺の物になった…さて…弟と妹を目覚めさせるか…。」

ミーティアは、冬眠装置の操作画面を使い、状態と情報を見た。

ミーティア「『対象:冬眠中
対象の年齢:どちらも5歳
対象の誕生日:どちらも9月1日』…か。」

ミーティアは、冬眠解除のボタンを押した。

カチッ

パシューン…プシューン…

冬眠装置のドアが開いた。

ラテオ(ラティオス)「んんーん…ふわあ〜。」
ラテア(ラティアス)「おはよう…。」
ノキ「起きたか。」
ミーティア「ほう…。」
ラテオ「……誰…?」
ミーティア「お前達の兄だ。」
ラテア「え? そうなの?」
ミーティア「ああ…俺の名前は、ミーティアだ。宜しくな、ラテオ、ラテア。」
ラテオ「ん〜ん…兄ちゃん…?」
ラテア「宜しくね、お兄ちゃん。」
ミーティア「ああ。」
ノキ「僕は、ノキ、一緒に旅をしている、宜しくね。」
ラテア「宜しくね。」
ミーティア「(双子なのに違う性格とは…いや、まだ目覚めたばかりだからまだ頭はしっかりしていないか…。)」
ラテオ「あ゛ー…。」
ミーティア「そう言えば、あの乗り物、使えるか?」

ミーティアは、それに乗り、エンジンを掛けた。

ウィンウィンウィンウィンウィン

ミーティア「掛かったか。」
ノキ「しかも此、浮いてますよ!!」
ミーティア「凄いな…古代浮遊機動戦車か?」
ノキ「凄い!! こんな乗り物がこんな所に!!」

ミーティアは、操作画面を使い、詳細データを見た。

ミーティア「『インパルスシップ プロトタイプ 『ISX-001』。
全長 6m
幅 3m
高さ 3.5m
コクピット定員1、3〜4名
機能は、浮遊飛行、コクピット密閉による水中及び真空での活動が可能。
更に全展開型超高性能バリアフィールドと超高性能ステルス機能を装備。
折り畳み式の腕部×2を搭載。
武装は、粒子エンジン搭載型大口径ビームランチャー×2、大口径レールガン×2、ビームバルカン×4、実弾バルカン×4、24連装全領域ミサイル×2、2連装大型全領域ミサイル×2、超大口径ビーム砲×1
尚、自動給弾装置により、弾切れの可能性はほぼ0%である。
更に、機体後部に多目的スペースを内蔵している。』…か。」
ノキ「何か…恐ろしいですね…。(汗」
ミーティア「此も俺達の物になるから問題は無い…さて、皆、行くぞ。」
双子「は〜い。」
ノキ「行きますか。」

ミーティア達は、洞窟を出て、旅へ出た。


第8話終了から半年後


ビーヴェル村

ラスター「…そうか…子供が…産まれた…か…。」
セイバー(電話)「おう!!、男だから俺の後任決定だな!!」
ラスター「…名前は…?」
セイバー「名前は、ロード、良い名前だろ?」
ラスター「…ああ…将来…大物に…成りそう…だ…。」
セイバー「其はどうも。」
ラスター「…それじゃあ…な……また…合おう…。」
セイバー「またな。」

ガチャッ

ラスター「…フゥー…子供か…。」


名無しの村


レイ「そうか…もう1年経つのか…あの事件から…。」
クート「誰も居ないね。」
チート「そうだね。」
ジル「それだけ心の傷とかが深いって事だ。」
ラテツ「悲しみの気を感じる…。」

アウトロードは、2つのグループに分かれ、バウンティーハンターとして活動している。

ドカラ、ラゴン、ボーダ、アソルは、チーム ロードジャスティスとして活動しており、ラテツ、レイ、ジル、クート、チートは、チーム ロードエスペランサとして活動している。

レイ「家は……ああ、無事だったか…。」
ラテツ「此所か…。」

レイは、ドアノブに手を出した。

ガチャガチャッ、ギイィー…

レイ「開いたぞ…。」

レイは、玄関をあがった。

レイ「…変わっていないな…あの時のままか…。」
クチート双子「お邪魔します。」

レイは、リビングに行き、テレビのスイッチを押した。

レイ「付いた…無限発電所は生きてたか。」
ラテツ「無限発電所?」
レイ「特殊な方法で無限に発電可能な地下発電所だ。まあ、勝手に侵入したらセキュリティに抹殺されるがな。」
ジル「へぇ〜。」

レイは、持っていた何かを取りだした。

レイ「此が『ライトワープ』か。」

レイは、それを手首に付けた。

ラテツ「ほら、お前達の分も有るぞ。」

ジル達は、ラテツから渡されたライトワープを手首に付けた。

レイ「此所の近くにプレハブ小屋でも建てるか。」
ラテツ「この村を拠点に?」
レイ「そうだ。」
ラテツ「それじゃ…この村をロードエスペランサの拠点にする。」
クチート双子「おー!!」
レイ「住民は僕達だけだけど、まあ大丈夫だろ。」
ラテツ「………皆。」
皆「?」

ラテツは真剣な顔をしていた。

レイ「どうした? ラテツ? そんな真剣な顔をして?」
ラテツ「いや…実はあの要塞を調査するという話を聞いてな…そこでだ、俺もその調査に参加しようと思うんだ…。」
レイ「何でだ?」
ラテツ「とにかく俺は要塞に行かなければならないんだ!!」
皆「!?」

皆はラテツの迫力に押された。

ラテツ「俺は…俺は…!!」
レイ「分かった落ち着けラテツ。僕達も行こう。」
ラテツ「…すまない…有難う…。」
ジル「何言ってんだラテツ? 俺達は仲間だろ? なあ双子。」
双子「うん!!」
レイ「ラテツ、仲間だからこそ共に行くべきだと思う。」
ラテツ「…そうだな…行こうか、要塞へ。」
レイ「ああ。」
ジル「待ってたぜ?」
双子「うん!!」

ロードエスペランサは要塞に向かった。
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