本編小説

□第4話
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第4話


第3話終了から1時間後。


シャンバラ山を降り、北に向かっていた。


ミーティア「所で…。」
ミーティアが突然切り出した。
ミーティア「セイバー以外の元レッドカノンの連中の名前が未だに分からないが…。」

ミーティアのその言葉に皆は自己紹介をした。

ミーティア「先ずはこちらからだ、アクア。」
アクア「はい、アクアです、宜しくお願いします。」

元レッドカノンの連中は少し浮かれたがミーティアの視線を感じて身震いを感じた。

アース『リードス・アースだ、宜しくな。』

6本足のアリアドスの登場に騒めく元レッドカノンの連中だったが再びミーティアの視線を感じて少し身震いをした。

エール「エスゼ・S・エールです、何かあったら言うと助かります。」
ミーティア「まあ…元ひきこもりだったからな。」
エール「……(涙」

黙り込んでしまった元レッドカノンの連中だったが再びミーティアの視線を感じて少し身震いを感じた。

ミーティア「俺の名はミーティアだ、宜しくな。後はお前達だ。」
セイバー「よし、来たか、俺の名はグレーズトラー・セイバーだ、宜しく!!」
ラスター「…俺か…俺の名は…エメールド・ラスターだ…。」
ミーティア「!」
アクア「えっ?」
エール「まさかあの…?」
アース『ラスターか?』
ラスター「…ああ…そうだ…」
アクア「でも、声、苦しそうだよ?」
ラスター「…え?…いや…是…もともと…この…口調…だから…。」
アクア「え? そうなの?」
セイバー「はいはいはい、もう終わり終わり、次、」
西郷「日本から来た、西郷でごわす。」
ミーティア「日本?…聞いた事があるな、確か‥ポケシャラと同じ環境を持つと言う…?」
西郷「そうでごわす。」
セイバー「次!」
疾風「拙者は、疾風でござる。」
アース『忍者!?』
疾風「そうでござる。」
セイバー「次!」
疾風忍「自分は疾風忍でござる。」
アース『ヌケニンか…。』
セイバー「次!」
疾風忍「…!;」
次郎「次郎です、将来の夢は、兄ちゃんみたいな一流の忍者になりたいです。」
疾風「一流って/////」
セイバー「以上だ。」
ミーティア「皆、宜しくな。」

それぞれ自己紹介を終えたが

バギラ「おいおいおいおいおいっ!!! 俺達にも自己紹介させろよ!!」
ミーティア「?」
セイバー「誰だ!?」
バモ「フッ…初めまして、僕の名前はバモ、宜しくお願いします。……!?」

バモは、アクアを見つけると、

バモ「おお…麗しき乙女よ…今度、この僕とディナーは、いかかですか?」

と、アクアに迫るが、

アクア「?????(お兄ちゃん…助けて…。)」

と、アクアからのアイコンタクトと念を受け取ったミーティアは、

ミーティア「ああ…ナルシストか。」

と、事実を言ったがバモは、

バモ「こ…この僕が…ナルシストだと…!?」
バギラ「何勝手に盛り上がってんだこの野郎!!!」

と、バギラが割り込んで来た。

セイバー「お前は!?」
バギラ「テメエは何時かのガキ!!」
アース『知り合いか?』
セイバー「チッ…何だ、まだ生きてたか…。」
バギラ「ああ? 何だその俺が死んだ発言は!?」
牙鬼「貴様も落ち着け、騒いでも何もならない。」
疾風「!?」
西郷「アイツは日本で様々な犯罪を犯した日本最凶の賞金首の牙鬼!?」
牙鬼「ほう…我の事を知っているとは…貴様、日本の者か?」
サドン「んな事より、早くコイツ等を殺そうぜ!?」
牙鬼「貴様…我の邪魔をして…只で済むと思っているのか?」
サドン「済みません、今度から気を付けます。」
西郷「あの狂暴そうなヤツを声で黙らせるとは…さすが牙鬼でごわすな…。」
疾風「師匠!? 何言ってるでござる!?」
西郷「おお…そうだったでごわすな。」

西郷は牙鬼に向かった。

牙鬼「ほう…我に立ち向かうとは…ムッ!? 貴様は、あの日本最強の賞金稼ぎの西郷か!?」
西郷「そうでごわす。」
牙鬼「そうか…日本最強と最凶…クックックックックッ!!! ダーク様は我を此処に送らせた理由が解ったぞ!!!」
ラスター「…ダーク様…だと…!?」
牙鬼「そうだ、我等、ダーク・エンドの目的は、1000年前の悪夢の再現。そしてこのポケシャラに君臨する全ての神ポケモンの抹殺!!」
ミーティア「何!?」
牙鬼「その為には我等の主、ダーク様の闇の呪いを掛けられし者、ラスターと、」
ラスター「!?」
牙鬼「次男で有りながら、1000年前に邪神を倒した神戦士、アルトや500年前の戦争で活躍した神戦士、ライディーを越えし者、ラーディス・ミーティアを抹殺する事だ!!!!」

牙鬼の言葉に一同は、愕然とした。

セイバー「そ…それじゃ…ミーティアは、ラティ王朝の血を引いている者…なのか?」
ミーティア「…ああ、済まないな、隠すつもりは無かったが。」
ラスター「…アクアも…か…。」
アクア「…うん。」
セイバー「まあ…コイツ等が殺したくなるほど、『恐れてる』か…ラスターとミーティアは!!」
ダークエンド「!!!!???」
エガ「だ…誰が貴様等など!!」
セイバー「ほう〜ら、焦ってる、焦ってる♪♪」
エガ「クッ…バカにしやがって、グラエナ部隊!!」

多数のグラエナが出てきたが、何故か全員、吹っ飛ばされた。

エガ「何!? 1000匹は居た筈…!?」
疾風「100万匹でも連れてくるでござる!!!」
エガ「クソッ…是で全員だ。」
疾風「残念でござるな〜♪♪」
西郷「さすがは我が弟子、良くやった。」
次郎「兄ちゃん格好良い〜!!」
疾風「照れるでござるよ〜//////」
牙鬼「忍者だと!?…一時撤退するぞ!!!」
バギラ「ああ!?」
サドン「何故!?」
牙鬼「グラエナ部隊が全滅した上に、忍者が居る!!」
バギラ「ああ!? あんなセミ、握り潰してやる!!!」
牙鬼「なら…日本生まれのテッカニンというポケモンの実力を味わってから言う事だな!!」
バギラ「しゃらくせー!!!『大文字』!!」
疾風「そんな攻撃、当たらないでござる!!」

大文字が当たる前に疾風の姿が『消えた』。

バギラ「な…何!? 消えた!?」

その直後、バギラの全身に激痛が走った。

バギラ「ぐああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
牙鬼「日本生まれのテッカニンは、その素早さから忍者として教育された。その為、相手の急所を一目見ただけで分かり、更に超高速の中で、その急所を正確に打つ事が可能だが、それが出来るのは、テッカニンでも一握りの家系のみ……。」

バギラの様子を見た牙鬼は、

牙鬼「ま…まさか…あのテッカニンは!? まさか!?」
西郷「そのまさかでごわす。疾風は、疾風(しっぷう)族の末裔でごわすからな。」

西郷の言葉に牙鬼は愕然とした。

牙鬼「100年前の戦で、我が一族を壊滅させたあの疾風族の…末裔だと…!?」
バギラ「ぐほっ…クソッ…!! 体が…動けない…!?」
疾風「あの戦は、おぬしの一族が勝手に始めた戦でござる!!!」
牙鬼「クッ…『ダークワープ』!!」

牙鬼は、右手に持っていた装置のスイッチを押した。

疾風「!?」
西郷「消えた!?」

牙鬼『クックックックックッ…、是は、ダーク様の亜空移動能力を再現する装置、ダークワープだ。ダークエンドの諸君、撤退するぞ。』
エガ「バギラ、大丈夫か?」
バギラ「大丈夫じゃねぇーよ!!」
エガ「口だけは、ピンピンしてるか、『ダークワープ』。」
バモ「貴様はこの僕が倒してやる!!」
ミーティア「出来る物ならやって見せろよ…それに、」
アクア「?」
ミーティア「『可愛い』妹を貴様の様な奴に渡すのは、兄として許せないからな…。」
アクア「!!!!???/////////」

アクアの顔が赤くなった。

バモ「覚えてろ!!! 『ダークワープ』!!」
サドン「チッ、『ダークワープ』!!」

ダーク・エンドは、ダークワープを使って逃げた。

ミーティア「ダーク・エンド…いや、ダーク!! お前の野望は、俺達が止める!!!」

チーム ライト・オブ・ミーティアは、新たな目標に向かって進む。


第4話終了
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