本編小説

□プロローグ
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プロローグ


アルトマーレアイランド ラティ王朝城庭園にて


ドガーン!!

シン(14歳)「どわあぁぁ!!」
ミーティア(7歳)「兄さんいったいどうやったらそんな音が出るんだ?」
シン「ゲホッ・・グホッ・・ガハッ・・!!」
ミーティア「あーあ・・・完全に調合ミスだな・・・ってか一歩間違えたら死んでたぞ?」
アース(イトマル・7歳)「うわぁ・・・。;;;」
エール(7歳)「なんだなんだ?」
シン「グハッ・・・グボッ・・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・ってうるさいわ!!(怒」
ミーティア「ハァ・・・科学音痴で機械音痴な兄さんが次期ラティ王朝長になるのか・・・駄目だこりゃ。」

グサッ!!

シン「グハッ!!」
エール「ま・・・まさかのとどめ!?;;;」
アース「こりゃせいしんてきにおわったな・・・。」
アクア(5歳)「おにいちゃーん、おじいちゃんがきたよー。」
マユ(3歳)「きたよー。」
シン「おお〜来たか〜!!」
エール「ふっかつはやっ!!」
ミーティア「まあいい、そんな事より爺さんが来たか・・・。」
アース「(どうでもいいんだ・・・。;;)」
ラーディス・ルオラ「フォフォフォフォ昔話を聞かせてあげるからこっちへ来なさい。」
みんな「は〜い。」
ミーティア「………」
ルオラ「今から1000年も昔の話じゃ…。」
ミーティア「・・・!」
ルオラ「このポケシャラにその当時はまだ名無しの島だったこのアルトマーレアイランドに突如邪神が侵攻して来たのじゃ…そして、邪神は、この名無しの島にダークミストバリアを張り、島民を島ごと封じたのじゃ…。」
シン「お・・・おお・・・!」
ルオラ「その邪神は強力な闇の力を使ってこのポケシャラを征服しようとしたのじゃ…。」
アース「かみたちはていこうしたのですか?」
ルオラ「無論抵抗はした…じゃが邪神の闇の鎧やダークミストバリアを破壊しなければ奴を倒すことが出来ないのじゃが…。」
エール「ど・・・どうしたのですか?」
ルオラ「奴の鎧やダークミストバリアを破壊する統べが見つからなかったのじゃ…。」
アクア&マユ「・・・・・・・・」
ルオラ「誰もがこの世界の終演を悲観した…。」
ミーティア「だが希望の光と翼が舞い降りてきた・・・その光と翼こそラティ王朝を創りそして俺達ラティ王朝の血を引く者達全ての祖先である初代ラティ王朝長アルト・ラーディス!!」
ルオラ「彼から発する光の力が邪神の何をしても破壊出来なかったダークミストバリアや闇の鎧を一撃で破壊したのじゃ…!!」
ミーティア「そして邪神を倒し闇の霧を消したアルトは奴の居たこの地でラティ王朝を創り王となり神となった。」
ルオラ「そしてこの島をアルトマーレアイランドと名付けられた。」
ミーティア「だがまた戦争が始まってしまった…ラティ王朝誕生から480年後、そして今から520年前に!!」
ルオラ「それは人間とポケモンそしてポケモン&人間の三つ巴の戦争じゃった…。」
ミーティア「人間は人間至上主義、ポケモンはポケモン至上主義、そしてポケモン&人間は共存至上主義をそれぞれ掲げ、再びこのポケシャラで戦った。」
ルオラ「共存至上主義は、当時のラティ王朝長ライディー・ラーディスの名の元に連合軍を設立し、高い技術力でポケモン軍と人間軍を圧倒したが戦いは熾烈を極め、ラグーンアイランドを沈めさせてしまった。」
ミーティア「その戦争は、20年戦争と呼ばれ、最終的には、ポケモン軍、人間軍、そして連合軍の総大将が撃たれた事により、ほぼ全滅していたポケモン軍と人間軍に対し、まだ戦力を確保していた連合軍の勝利に終わった。」
ルオラ「そして共存法が成立しそれから争い事無く今現在に至訳じゃ…。」
皆「おお…!!」
ルオラ「いやーそれにしてもミーティア、良く細かい所言える様じゃね。」
ミーティア「当たり前です。」

ザクッ!!

シン「ウグッ!?」
マユ「おにいちゃん?」
アクア「?」
シン「ははっ…何でも無いよ。(ミーティアめ…後で覚えていろ)
エール「これはいいはなしです、ぜひきろくに。」
ルオラ「フォフォフォフォフォ、両親に似てきたかのう…。」
エール「いやぁ…それほどでも…。//////」
アース「おや? もしかしててれてる?」
エール「ア…アアアアアース!!!!//////;;;;;;」
みんな「あははははははははははははははは!!!!!」



ミーティア(11歳)「……夢か…。」

そう言い再び寝ようとしたが蝉の泣き声に邪魔されて、寝ることが出来なかった。

ミーティア「そうか…今8月か…。」
アクア(10歳)「お兄ちゃ〜ん!!♪」

外からアクアの声が聞こえる。

ミーティア「さて…俺も行くか………!?」

そう言いながら、ドアを開けた瞬間、只ならぬ気を感じ、直ぐ様瞑想に入った。
拾えた気は少ないが、どれも、邪悪な気しか感じ無かった。

ミーティア「早く…『武器』を作りらなければ…!!」

ミーティアは一刻も早く『武器を作る必要性を感じた。

そして、このポケシャラを大きく揺るがす事件、そして回り始める運命をこの時は『まだ』誰も知らない。
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