本編小説

□始めに
1ページ/3ページ

始めに


※この小説はオリジナル設定があるのでご注意下さい※


始めにこの物語に出てくるポケモン達(ポケモンシャンバラアイランド(通称ポケシャラ)出身と一部地方出身限定)は、全員モンスターボールが全く効かない(マスターボールですらも)これは遺伝子的にモンスターボールの効果を受け付けない体質となっているからである。

尚、上記出身のポケモン達は全員口(声帯)やテレパシー等で人間の言葉(主に日本語)を話す事が出来る。
これは遥か昔に人間達(主に日本人)がポケモン達に自分の言葉を教えたと思われるが、上記の場所には、正体不明の放射線(但し害は無い)が検出されており、それがポケモンの遺伝子に作用し、モンスターボールに対する耐性や脳や声帯の発達による言葉の発声を可能にしていると言う説が最有力であり、しかも人間がポケシャラに上陸したのがおよそ800年前だが、ポケモンの神による統制が行なわられたのは1500年以上前(ラティ王朝は1000年前に誕生)なので前者を信じる学者が殆ど居なくなり逆に後者を信じる学者が大多数である。
但し学会ではポケシャラの場所更には名前まで完全トップシークレット扱いになっており、全情報を知っているのは、一握りの学者だけである。

尚、ポケシャラにおける『人』という言葉は、ポケモンと人間を総称した言葉である。

このポケシャラは、15歳が成人(就職、結婚や自動車の免許取得、政治活動可能)年齢(理由は、ライディーがこの歳(但し、結婚は14歳の時たが、この定義には曖昧な点が見られる)にラティ王朝長に就任したからである。詳細は短編小説の『ライディーの半生』を参照。)だが、酒(ビール)やタバコ等は、20歳になってからである。
その為、成人式は二度(二度目は半分自主的に)行う事になる。
因みに最初の成人年齢に達した者は『第一成人』と呼び、20歳以降を『第二成人』と呼ぶ。

小、中学校(無論、高、大学もあるが)は義務教育では無いが、教育費は学校によるが、1年間で僅か数千(円かポケ)しか掛からない。
実はポケシャラには2種類の通貨があり、それぞれ円、ポケが出回っており、これ等を合わせた言葉がポケ円と呼ばれている。

因みに学校は殆どが小、中、高が共学になっており、更にアルトマーレアイランドのような人口密度が高い地域では更に幼稚園や保育園、果ては大学も兼ねている。

放射線の影響からか、エスパータイプ(や一部)ポケモンの1000万人に2〜3人(但し突然変異のアリアドス(イトマル)は例外無く高いサイコパワーを持つ)は非常に高いサイコパワーを持ち、様々な気を感じ取る事や触れた者(物)の情報等をダイレクトに感じ取る事が出来る。(なかでもミーティアは特例中の特例のサイコパワーを持つ)

更に悪タイプのポケモンにエスパータイプの技が普通に効く。

水タイプの技が苦手なタイプでも、『技の水』ではなく『普通の水』なら普通に浸かったり泳ぐ事も出来る。

『猫目』のポケモンの中には『猫目でなく、丸い目』のポケモンも少なからずいる。

四足歩行のポケモンは四足歩行のままであるが、前足を人間の手の様に動かす事は出来る。

殆どのポケモンは、服(主に上着やジャケット等)はファッションの範囲で着る事が多く、逆に『人間の様にずっと着る』というのは殆どない。


このポケシャラでの進化の定義について

このポケシャラでは前述の放射線により、ポケモンの進化にも多大な影響が見られる。
例えばイーブイや一部分岐有りのポケモン(何故かキルリア♂+めざめ石=エルレイドはそのまま)の場合は、進化に『特定の石や特定の場所』を使わずに進化(分岐無しで更に第一(第二)段階でしか『特定の石』でしか進化しないポケモンも同様)が可能である。
因みに10歳前後で進化を希望するポケモンのみが『努力して』進化し、第三段階(『特定の石』で進化するポケモンも同様。)で希望して進化するポケモンは大抵は12〜20歳の間に『努力して』進化する(無論、進化の石等を使っての進化は可能)が、タマゴから生まれた第1形態の『タマゴ未発見グループ』は10歳で『自動進化』する。
とはいえ、放射能の影響からか、かなり外れた方法で進化をするポケモンも少なくはない。

ポケシャラ出身のポケモンのタマゴは、産まれてからおよそ3ヶ月で孵り、更に孵ってからおよそ3ヶ月で言葉を発する様になる。

技は自身が持つ技(進化前及び進化後しかない技も含む)以外でも、『努力』さえすれば殆どの技を取得可能(ラスター(スピアー♂)のドラゴンクローがその顕著な例の1つ)(技マシンも普通に発売してる)で、特に格闘技は一番取得数が多く、人気が高いが、全てを取得したポケモンは殆ど居なく、セイバー(ハッサム♂)やその友人達が殆ど(セイバーは全ての格闘技)の格闘技を取得しており、特異な例である。
尚、ポケモンにはそれぞれ『特性』があるが、その特性を全て持つ事が可能で、例えば、ジバコイル(コイル、レアコイルでも可)の場合、特性に『磁力』と『頑丈』が有るが、それらを同時に持つ事が可能である。

人間と同じく『名字』を持つが、『520年前の20年戦争』の前と後では、『名字と名前が逆』であり、20年戦争前はずっと名前が先だが、20年戦争が終結し、人間達との和解が成立した途端に名字が先になった。
これは『ポケシャラに住み着いた人間の多くが日本人』の為である。

以下は名前と名字の反転を表している。

500年前の20年戦争終結まで
ライディー・ラーディス(当時のラティ王朝長)(終結時に戦死)

20年戦争終結後から現在
ラーディス・オスリア(ライディーの息子で当時の時期ラティ王朝長)

但し、戦争が終結しても『共存法』締結以前に死亡したポケモンは名前が先になる。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ