本編小説

□第3、9話
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ダーク「があ…があ…があ…ぐっ…!!」

ダークはあの爆発の中で生き残った。
だが、その右腕は肩から下を失っていた。

ダーク「だ…だが、ミーティアには…一矢報いれた…!!」

そう、確かにダークの攻撃はミーティアに届いていた。

ダーク「だが…『闇の力』を失った…。」

ダークはミーティアの一撃で『闇の力』を失った。



ザッ、ザッ、ザッ、ザッ…

ダーク「!?」

ダークは足音のする方を向いた。

ダーク「お…お前は…エメールド・ラスター!?」
ラスター「…ダーク…!!…お前は…俺が…倒す…!!」
ダーク「クッ!! 右腕が…!! ハッ!?」
ラスター「…有り難う…ミーティア…『ドラゴンクロー』!!」
ダーク「ぐっ!! 『亜空切断』!!」


ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

レイ「!? あっちか!!」

ラスター「ぐうっ…!!」
ダーク「ぐあっ!!」
ラスター「ぐっ…!! 左目の…カバーが…!!」

ラスターの左目のカバーは割れていた。

ダーク「ぐぐっ…!! ん? フッ。」

ダークはラスターの左目のカバーが割れている事に気付き、

ダーク「左側を攻撃すれば…!!」

ダークはラスターの左側を攻撃しようとした。

ダーク「食らえ!! 『亜空切断』!!」
ラスター「クッ!!…させる…か!!」

ラスターはダークの懐に飛び込んだ。

ダーク「なっ!?」

ラスター「今度こそ…!!」

ラスターは左目を見開き、ダークをロックオンした。
その目は『緑色』をしていた。

ダーク「!? ハッ!?」
ラスター「『ドラゴンクロー』!!」

ラスターの一撃はダークに致命傷を与えた。

ダーク「パルルルアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

ダークは倒れ、そのまま動かなくなった。

ラスター「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…クッ…!!」
レイ「ラスター!!…ハッ!! これは…!?」
ラスター「…ダーク…だ…。」
レイ「なっ!?」
ラスター「……………」
レイ「まさか…ラスターが…!?」
ラスター「…ああ…。」
レイ「…ん?」

レイはラスターの左目を見た。

レイ「これは…!?」
ラスター「…ああ…これは…『普通のスピアー』は…目が黒いが…俺の家系は…目の色が…緑色だ…。」
レイ「えっ!?」
ラスター「…だから…『エメールド』・ラスター…だ…。」
レイ「でも、そのカバーは…?」
ラスター「…ああ…これは『皮膚』だ…だから…1週間もすれば…治る…。」
レイ「そうか…。」
バグー「おい、大丈夫…って何だこれは!?」
ラスター「…ダークだ…。」
マーク「ダークってあのダーク!?」
バグー「マジでかよ…!?」
ラスター「…俺は…旅に出ようと…思う…。」
バグー「何でいきなり!?」
ラスター「…じゃあな…。」

ラスターはその場を離れようとした。

レイ「待て!! 僕も行く!!」
ラスター「…えっ…!?」
レイ「1人じゃ心細いと思って…。」
ラスター「……まあ…良いか…。」
バグー「んじゃ、俺も行くか。」
マーク「必ず見付けて見せるから!!♪」
バグー「ハァ…勝手にしろ。;;;」
マーク「♪〜、♪〜、♪♪♪〜」
バグー「………。;;;」
ラスター「…じゃあ…また会おう…。」
バグー「ヘッ、そうだな。」

こうして、ラスターとレイ、バグー、マークとドドンの3組は再会を誓い、別れた。



第3、9話終了
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