本編小説
□第3、7.5話
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ポケモン連合本部
エンペラー「……成る程、そういう事か…分かった、私も行こう。」
連合員「えっ!? え…エンペラー様もですか!?」
エンペラー「フッ、私は簡単には死にはしない。」
エンペラーは座席の後ろにある専用シールドクロー×2を取り出した。
エンペラー「バグー、ドドン、マーク、ロゼズ、ミップ、イカリ、レニューグ、ユニマを呼び寄せろ。」
連合員「は…はい!!」
連合員は立ち去った。
エンペラー「さて…始めようじゃないか、ダークよ。……そして、このポケシャラの未来を担う者達よ…! この世界の行方を見届けてやろう…!!」
連合員「バグー様、ドドン様、マーク様、エンペラー様がお呼びです。」
ドドン「エンペラー様が?」
マーク「わーい♪ 出番だ♪」
バグー「…………」
マーク「あれっ? どうしたのバグー? 難しい顔して?」
バグー「…………」
バグーは何も聞こえていない様だ。
バグー「(多分この戦いが、『ポケモン連合最高幹部としての最後の戦い』になりそうだな。………何でこんな事を言うのかサッパリ分からないがな…。まあ、それはそれで良いがな。)」
マーク「バグー? バグー?? バグー???」
バグー「(『マム』……この戦いが終わったらお前の所に行くよ。……必ず。そして、お前を守って見せる!……『奴』からな!!)」
マーク「バグー? バグー!? バグー!!」
バグー「ん!?……ああ、マークか、エンペラー様からの緊急召集だろ?」
マーク「あれっ? 聞いてたんだ。」
バグー「さあ、行こうぜ!」
マーク「う…うん。」
ドドン「ああ。」
バグー「(さあ…始めようじゃねぇか! 戦いの火蓋を!! これは俺にとっては終わりじゃねぇ! 俺にとっての『真の終わり』は未だ遥か先だ!!)」
マーク「…ん?」
マークはバグーの背中、普通のバクフーンには無い2つの楕円形の噴射口の間、右肩の辺りから左腰の辺りにまでバグーの背中の色と同じ色の特殊シールが貼られていた。
マーク「…………」
マークはそのシールに対し、好奇心が沸いたが、バグーに怒られたくない方が強くなり、そのままにした。